2017年03月08日
ブラディミール・バーニョス WBC中国戦後インタビュー 5回1安打の好投
CUBADEBATE、 2017年3月8日、Joel García記者
ピナール・デル・リオの投手ブラディミール・バーニョスはカリビアン・シリーズに引き続き、第四回WBCの開始においても混乱無く勝利を確実にする投球をおこなった。最大限の力を発揮し、集中し、ストライクを放り、さまざまなプレッシャーに打ち勝つ神経を備えていた。
出場した国内シリーズ15年間で112勝の左腕は、今週火曜日(3月6日)に中国戦に登板し、5回を完全に抑えた。救援に引き継いだとき、カルロス・マルティ監督の「油断するな」という指示を守ったと確信していた。
試合後に記者会見の場に招待客の一人として入るまえに彼は、5つの質問に応じてくれた。WBCでのデビューに向けていかに準備したかという、内面への変化球の意図を込めた質問だ。
- 中国戦への登板を知ったのはいつですか。
中国戦に投げるのを知ったのは数日前だ。きのうの日本戦では接戦のときや点が入らないときなど必要な際には全員が登板できるように準備していたけれど。
もう負けると先には進めなくなるとても重要な試合だというのはわかっていたので、後続の投手が投げやすくなるようにできるだけ投げようとがんばった。
- ここ数週間あなたは、クリアカンでのメキシコ戦、今回の中国戦と、鍵になる試合で登板するスペシャリストのようです。ご自身ではどう思っていますか。
今回は自分の番になったし、自チームであるピナール・デル・リオでの国内リーグのプレーオフでもそうだった。確かに重要なキーとなる試合だが、自宅で数時間前にカウンセラーの助けを借りて集中を心がけているだけだ。あとで重要なのはその目的を失わず、四球の数を減らして、カウントで常に優位にいることだ。
- 今週金曜日のオーストラリア戦に向けたチームの状態はどうですか。
きのうは日本戦で敗れたものの、王者チームのトップ投手の一人を打つことができたので、チームは元気づいている。ただリリーフの部分でうまくいかなかった。金曜日は二次ラウンドに進出して国民のみんなに喜びを与えられるよう願っている。
- 2011年のシーズン後に初めてキューバ代表に選ばれて以降、いまあなたはキャリア最良の時期を過ごしていると思いますか。
その時期はとてもよかったが、そのあと、キューバ代表でい続けることはできず、自分は少し過小評価されたと思う。というのは実際には自分の成績はそれほど落ちなかったから。いまはとても調子がいい。年数を重ねるにつれて、ひとは経験と知識を増やす。スピードは落ちるかもしれないが、投げるための技巧は増え、それは多くの勝利に導いてくれる。
- この大会の球数制限規則からいっても、中国戦での5回パーフェクトピッチングは想像しましたか。
パーフェクトピッチングであればとてもすごいことだったのかもしれない。いまわれわれはWBCにいるのだから。そこには弱いチームも強いチームもいるけど、どのチームも過小評価はできないし、個人的な手柄という以上に私は仲間全員と国民に勝利をささげたかった。彼らと一緒にそれを成し遂げた。
中国戦ハイライト(3月8日)
Cinco entradas de preguntas con Vladimir Baños
http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/03/08/cinco-entradas-de-preguntas-con-vladimir-banos/#.WMDn-tLhDIV
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