2016年12月23日
フィデルはインスピレーションの源泉である - カミーラ・バジェホ語る
フィデルはインスピレーションの源泉である - カミーラ・バジェホ語る
チリの国会議員Camila Vallejoは、先日死去したキューバ革命指導者フィデル・カストロについて、多くの人びとにとってのインスピレーションの源泉であり、国民に対して人権と尊厳を保障した根源的な人間である、と強調した。
ブラジルの前大統領とともにラテンアメリカ週間[国民・人権・平等]の閉会前夜祭に招待されたチリの若き政治家Camila Vallejoはプレンサ・ラティーナの独占取材に対し、不死身だと思いこんでいたフィデルの死にいまだに動揺している、と語った。
「しかし、彼の不死身さは彼の偉業、経験、国際的連帯、キューバでの革命が獲得した価値原則とつながっており、それがインスピレーションの源泉である」、と述べた。
チリの学生運動における活躍によって国内外の闘争の指導者となったVallejoは、米国による犯罪的な経済封鎖にもかかわらず教育と医療分野において最良のシステムを実現しているキューバを賞賛し、貧困や飢えと闘う教養ある国民である、と強調した。
フィデルの肉体的死はわれわれ全員にとっての痛みだが、われわれは前に進まねばならず、彼から多くのことを学ばねばならない、と28歳の若き国会議員は語り、キューバの最高司令官による論考は、左翼および進歩派陣営が引き受けねばならない世界的課題にとって非常に重要である、と回想した。
世界規模での資本主義的状況との闘争、新自由主義との闘争、気候変動の問題、飢え、勃発しうる戦争の可能性、と彼女は付け加えた。
こんにちのラテンアメリカ左翼陣営が直面するもっとも重要な課題についてのプレンサ・ラティーナの質問に対してVallejoは、最も重要なのは被征服者の人権を擁護し、人権の拡大に努めることであり、保守主義者の復興をさらに認めないこと、と返答した。
ラテンアメリカの一部の国ですでに樹立された右翼政権については、民主主義をとりもどすためにわれわれは準備をはじめなければならない、と述べた。
それが左翼の進歩主義勢力全体が取り組むべき最重要の課題であり、新自由主義の覇権や樹立された右翼政権と闘争するために団結した連合体をつくりあげねばならないし、将来のことを考えねばならない、なぜならやるべきことは非常に多いのだから、と締めくくった。
Fidel es una fuente de inspiración, Camila Vallejo
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/12/23/fidel-es-una-fuente-de-inspiracion-camila-vallejo/#.WF3kbNLhDIV
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5753412
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック