2016年11月11日
ジェットブルー、オルギンへ就航開始
ハバナから東へ700km以上はなれたキューバのオリエンテ地方に位置するオルギン市のFrank País García国際空港では昨日(11月10日)、米国の航空会社ジェットブルーによる初の民間直行便が到着した。
この路線はジェットブルーにとって3番目のキューバ路線となる。これまでジェットブルーは、サンタ・クララとカマグエイへの就航を開始している。この米国の航空会社による運航便は、午前9時40分にフロリダのフォートローダーデイルを出発し、1時間後にオルギンの首都に98名の搭乗客とともに到着した。
ジェットブルーのDave Clarck副社長はオルギン到着後の記者会見で、オリエンテ地方に航路を広げた大きな喜びを表明し、さらにハバナ路線も計画していることを発表した。
同社のキューバにおける総責任者であるRaúl Alcazar Zamora氏は、今回のオルギンへの就航により、同社の就航路線数は、主に米国やラテンアメリカ・カリブ地域各地内を中心に、99路線に広がったと語った。
搭乗客の一人、オルギン出身の米国系キューバ人女性のAda Oliva Escalonaさんは、この路線の就航は特に、往復で154米ドルという低コストの航空運賃により、大変意義のある出来事になったと話した。これまでのチャーター便は少なくとも600米ドルは必要だった。
創業開始から50年がたつフランク・パイス空港では現在、週に80から90の国際便が到着している。最も多い国はカナダで、そのあとをドイツ、イギリス、そしてアメリカン航空、シルバー・エアウェイズ、ジェットブルーなどによる米国が続く。
オルギンの空港サービス会社責任者のCarlos Pérez Alonso氏は、この空港は全世界からの旅行者を受け入れるために必要な設備が整っており、その現代的で前衛的な建築構造は際立っている、と強調した。
Jetblue inaugura vuelos regulares a Holguín
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/11/11/jetblue-inaugura-vuelos-regulares-a-holguin/#.WCaK9tLhDIV
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