2022年01月28日
キューバ ホセ・マルティ生誕169周年を祝う
Radio Rebelde、2022年1月28日、Erika Alfonso Villar記者
ホセ・マルティ記念塔では使徒ホセ・マルティ生誕169周年記念の中央式典が行われ、マルティの思想が想起され、マルティの生誕170周年が到来する来年に大規模な記念イベントを開催することが招集された。
今回の式典には、政治局メンバーで国家評議会議長兼人民権力全国議会議長のエステバン・ラソ・エルナンデス、中央委員会メンバーで同思想局長のロヘリオ・ポランコ・フエンテス、中央委員会メンバーでUJC第一書記のアイリン・アルバレス・ガルシアが出席した。
ロヘリオ・ポランコ・フエンテスは、式辞のなかで、今年のホセ・マルティへの追悼は、マルティの思想を決して殺すことはしない国民の祝典となった、と述べた。
「きょう、ホセ・マルティの生誕170年に向けたスタートが始める。われわれがここにいて、マルティが身を捧げた最高の業績であるキューバ革命のなかでこれを想起すること、そのことが、マルティの思想の厳然とした勝利の明白な証明である。ほんの数時間前、われわれはトーチの行進において比類なき象徴的な出来事の証人となった。」
「そこでは、使徒生誕100年祭におけるキューバ革命を担った歴史的世代が、フリオ・アントニオ・メジャが創設したFEUの100周年を担う新たな世代と、隣り合わせで融合した」、とフエンテスは語った。
ラジオ・レベルデの取材に対して、マルティ主義青年同盟議長でフラグア・マルティアーナ局長のユスアム・パラシオスは次のように述べた。
「今回の169周年は、マルティの人道的、倫理的、反帝国主義の遺産を現在に伝え続けるよう、われわれに呼びかけ、さらに約束させるものである。マルティは存在し続けている、とその普遍性は告げているように思う。マルティの同時代性は、その独自の思想や、キューバ国民の精神的指針である革命的作品によって、われわれに与えられているのである。」
「マルティがその時代に指摘した問題点は、現在のわれわれが抱える問題であって、それはより深刻化していいる。それゆえにマルティは現代的であり、それゆえにわれわれはマルティを有効なものとしなければならない。これが使徒マルティへの追悼の意義である」。
ホセ・マルティ・プログラム事務所の副局長エクトル・エルナンデス・パルドは、キューバ国民やすべての国営機関、国内の市民社会組織に対して、来年の1月28日にマルティ生誕170周年を祝う追悼イベントを開催することを発表した。
また同事務所のエドゥアルド・トーレス・クエバス局長は、今回の祝典で始まる活動の一部を発表した。その中には、ロベルト・フェルナンデス・レタマールによるホセ・マルティ選集である「ホセ・マルティ収集ページ」という書籍の発表や、2月に予定されているホセ・マルティ文化協会の会員総会がある。
キューバTV(2022年1月28日)
Cuba celebra el aniversario 169 del natalicio del Héroe Nacional José Martí
https://www.radiorebelde.cu/noticia/cuba-celebra-el-aniversario-169-del-natalicio-del-heroe-nacional-jose-marti-20220128/
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