2021年05月07日
電動バイク爆発事故で負傷した7歳の男の子 亡くなる キューバ・サンクティスピリトゥス
この事故は4月30日にサンクティ・スピリトゥス市で起きた
Escambray、2021年5月7日、Elsa Ramos記者
きょう金曜日(5月7日)の正午ごろ、クリス・アンヘル・ロレンソ・エルナンデス少年が死亡した。先週の金曜日(4月30日)未明にサンクティ・スピリトゥス市パンチョ・ヒメネス66番にある住居内で電動バイク(モトリーナ)の爆発が引き起こした火災の被害者となった未成年者のうちの一人だった。
この情報は、ホセ・マルティ小児病院の院長フリオ・セサル・パディージャ・エルナンデス医師が確認した。院長は、この死亡は熱傷が直接の関係にあり、その熱傷範囲は7歳の男の子にとっては重症とされるおよそ20%に及んだ、と述べた。医師たちによると、少年はすべての合併症による呼吸困難を生じた。
院長は、痛切な表情で少年の死を悼み、「ここでは少年への努力を惜しまなかった。この種の他のケース同様、県の多職種連携チームなどすべてが対応する形だ」、と述べた。
院長は、少年は大きな合併症を抱えていた。家族や近隣住人の話によると、火災のあいだ少年は、祖母が脱出するのを助けるために探しにいき、母親のあとから出てきた。
院長は、ここ数日のあいだ少年は、母親の状態のため、また父親は米国に住んでおり現在キューバ帰国の手続き中にあるため、叔父たちから世話を受けていた、と述べた。
一方、カミーロ・シエンフエゴス県総合病院の熱傷治療室の医療チームは、きょう金曜日の午後2時30分ごろに子どもたちの母親が、火災により受けた53%の熱傷に関係した合併症により、非常に不安定な危機的状態にあった、と認めた。
もうひとりの8歳の少年とその継父は回復している。事故当日、子どもたちの祖母は死亡した。このことがサンクティ・スピリトゥスで起きた電動バイクによる最も悲劇的な今回の事故を構成している。
県消防隊のオレイリス・キンテーロ・ペントン隊長によると、県内でこの種の事故は今年合計17件発生している。
Falleció uno de los niños lesionados por explosión de motorina en Sancti Spíritus
http://www.escambray.cu/2021/fallecio-uno-de-los-ninos-lesionados-por-explosion-de-motorina-en-sancti-spiritus/
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