Radio Rebelde、2021年4月4日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
ホセ・A・ウエルガ球場でのキューバ野球リーグ決勝戦は、グランマチームがマタンサスチームに6対5でサヨナラ勝ちし、3回目の優勝を飾った。
20歳の若者ギジェルモ・ガルシアが、4打数4安打を放ち、そのうちの1本は9回裏にマタンサスをねじ伏せるサヨナラヒットとなる活躍を見せ、ふたたびヒーローとなった。
「この感動は言葉では表せない。私の短いキャリアのなかで非常に特別な瞬間だ。今回の勝利をわれわれのファン全員に、とりわけ私の恋人や家族、そして亡くなった母に捧げる。」
溌剌としたダイナミックなプレーを見せたロエル・サントスは、マタンサスの投手陣と守備陣を混乱させた。
「英雄的な試合だ。偉大なマタンサスチームを相手に1対5から逆転することはとても難しかった。若い選手たちが成長して王者の血統を守った。」
ライコ・サントスは、キューバ代表チーム選出に準備ができていることを示した。ライコにとって今回は2年連続の栄冠となる。というのも第59期ではマタンサスチームで王者になっているからである。
「大きな試合に勝利した。決して降参しなかった相手チームの選手たちを祝福する。彼らも偉大なチームであることを証明した。」
グランマチームの主将カルロス・ベニーテスにとって、今回の優勝はこれまでのどの優勝よりも味わい深いものとなった。というのは今回は補強無しの初めての優勝となったからだ。
「今回は最もうれしい。というのは補強無しでわれわれグランマの選手だけで勝ち取った優勝だからだ。ギジェルモ・ガルシアのような若い選手たちは、われわれの中で支えあって、優勝を目指す戦い方を知っていた。」
グランマ優勝のもう一人の立役者は、プレーオフで5勝をあげたスター投手ラサロ・ブランコだった。
「とんでもなくうれしい。というのはこれまでは補強を加えての二度の優勝だったからだ。今回はチーム全体の功績だ。キューバ野球での新たな王座をチームに導いてくれた指導部に感謝したい。」
感激をあらわにしたグランマのカルロス・マルティ監督は、選手たちへの賞賛を口にした。
「今回のようなプレーオフを体験したあとで、感動しないでいることはとても困難なことだ。心臓がばくばくしているよ。選手たちの活躍にはとても満足している。両チームとも素晴らしい戦いを見せたと思う。リードされているときでも、決してわがチームへの信頼は失わなかったし、逆転できることが常にわかっていた。」
決勝: 得点 安打 失策
マタンサス: 5 13 1
グランマ : 6 13 0
勝利投手:ジョエル・モヘーナ
敗戦投手:ヨエル・スアレス
本塁打:ロエル・サントス
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マタンサス対グランマ 決勝第6戦(2021年4月4日)
9回裏 ギジェルモ・ガルシアのサヨナラ安打
7回裏 ロエル・サントスの本塁打
ロエル・サントス インタビュー
Los Alazanes son los Campeones de Cuba (+Audio)
https://www.radiorebelde.cu/noticia/los-alazanes-son-los-campeones-de-cuba-20210404/