2020年07月17日
キューバ 全国72店舗で外貨建て販売開始 7月20日より
tvsantiago、2020年7月17日、ACN(Fidel Rendón Matienzo記者)
新型コロナウイルスのパンデミックに直面する状況のなか、キューバ経済を強化し発展させることを目的として今週木曜日(7月16日)に承認された措置の一環として、7月20日(月曜日)より全国各地の合計72店舗において外貨(MLC)建ての小売り販売が開始される、ときょう(7月16日)テレビ番組「メサ・レドンダ」のなかで発表された。
サルバドール・バルデス副大統領やそのほかの政府高官が出席するなか、ティエンダス・カリベのアナ・マリア・オルテガ局長は、CUCや一部CUP払いの全国4千を超える店舗のなかで、上記72店舗のみ(首都ハバナ14店舗、各県最低2店舗)がこの新たな措置に対応する、と説明した。
オルテガ局長は、この目的は国の財源を生活必需品や低価格商品に当て、中高級品は外貨ショップにまかせることである、と明らかにした。
オルテガ局長は、新型コロナウイルス感染症対策のなか、病院施設や隔離センター、各職場に従事しているティエンダス・カリベの労働者たちの努力を評価した。また僻地では基礎モジュールの販売がおよそ150万を超えた。
オルテガ局長は、供給を確保するために、衛生面や財政面で難しい環境のなかで取り組まれた、と述べた。
ティエンダス・カリベのチェーン店においても、CIMEXのチェーン店においても、食品や衛生品、特に冷蔵冷凍品が主であり、それらの供給の限度にも関わらず、店頭在庫は維持されており、価格は修正されていない、とオルテガ局長は番組メサ・レドンダで説明した。
ティエンダス・カリベのオルテガ局長は、この両チェーン店にとって、国産品の店頭在庫を増やすことがひとつの目標であると強調し、来週月曜日から72店舗での販売が外貨建てとなっても、CUCおよびCUPでの生活必需品(合計47品)の販売は続けられる、と明らかにした。
CIMEXのエクトル・オローサ会長は、供給のための納入業者との契約はすでに調印されており、その販売は技術保証のある磁気カード(すでにキューバで認められているもの)でおこなわれる、と述べた。
それらの価格については、近隣市場にあるものを確認しており、国際市場の変動に従う形になる、と会長は話した。
7月20日から外貨建てを開始するCIMEX店舗
7月20日から外貨建てを開始するカリベ店舗
ACN(2020年7月17日)
Tiendas en MLC a partir del lunes en todo el país, como parte de nuevas medidas económicas
http://www.tvsantiago.icrt.cu/2020/07/tiendas-en-mlc-a-partir-del-lunes-en-todo-el-pais-como-parte-de-nuevas-medidas-economicas/
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