2020年05月03日
サンティアゴ・デ・クーバ 主要道路を塩素消毒 県内他市にも拡大へ
Radio Rebelde、2020年5月3日、Carlos Sanabia Marrero記者
キューバ南東の都市サンティアゴ・デ・クーバの主要道路や通りは塩素で消毒されている。新型コロナウイルス感染の蔓延を食い止めるために、サンティアゴ・デ・クーバの県と市の防衛評議会によってとられた戦略の一環である。
衛生疫学の専門家、消防隊、サンティアゴ水道局および公共サービスで構成されたチームによるホースでの塩素水の放流が、エンラマーダスとアギレラスの混雑した商店街の通りをすでに消毒し、今週末にはビクトリアーノ・ガルソン通りでおこなわれた。
まずはじめに、ショートによる事故を避けるために、対象地域の電力システムが冷やされ、並行して、住居や商業施設の歩道、外観、玄関、壁、格子、階段を効果的に洗浄するために、保健従事者が家々を周り、ドアと窓を閉めるよう呼び掛けていく。
この一連の行動を停滞させずにホースによる放流の効果を維持するために、サンティアゴ水道局のタンク車が
消防車に消毒剤を補充しながらその場に待機している。一方で感謝する住民たちは、全世界で人びとの命を奪い続けているパンデミックの拡散を食い止めるためにとられた、過去に前例のない当然の今回の行動の写真を撮っている。
「わが県は他県ほど多くの感染事例は発生していないが、封じ込めは重要であり、全感染者の接触した可能性のある人びとは二次的な場合であれ隔離している」、と県衛生疫学センター環境保健局のタイセス・フエンテス・ロハス副局長はラジオ・レベルデの取材に対し答えた。
「われわれ全員が革命からまかされている分野からやるべきことをなしとげれば、最短の時間でこの戦いに勝つ、と私は思う」、と語った保健局の専門家ロハス副局長は、県都サンティアゴ・デ・クーバとともにもっとも影響を受けているコントラマエストレ、パルマ・ソリアーノ、サン・ルイス各市にも広げたこの行動を率いている。
キューバTV サンティアゴ・デ・クーバの社会的距離対策(2020年4月26日)
Desinfectan con cloro principales arterias de Santiago de Cuba
http://www.radiorebelde.cu/noticia/desinfectan-con-cloro-principales-arterias-santiago-cuba-20200503/
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