2020年04月24日
キューバでの感染者数 良好な進捗 ロベルト・モラレス・オヘダ第一副首相が発表
感染者数想定グラフ
縦軸:リアル感染者数(=累計感染者数-回復者数-死者数)
横軸:3月11日を基点とした経過日数(4月24日は44日目)
赤線:危機的シナリオ、緑線:中程度のシナリオ、青線:好ましいシナリオ、黒線:リアル実数
Radio Habana Cuba、2020年4月24日、ACN
キューバの専門家たちが発表した数理モデルによると、世界保健機構(WHO)がパンデミック(世界的大流行)を宣言した新型コロナウイルスに対処するために政府がとった措置の有効性が確認される。
このように自身のツイッターアカウントで発表したキューバのロベルト・モラレス・オヘダ第一副首相はさらに、社会的隔離の順守義務とその必要性、全国民に対する積極的な調査の実施、および国の経済の基礎的機関で労働を続けている労働者たちの保護とバイオセーフティの強化を改めて強調した。
「数理モデルは新型コロナウイルス感染症に立ち向かうためにキューバ政府がとった措置の有効性を裏付けている。社会的隔離の順守、積極的な調査、労働者および公衆保健省機関におけるバイオセーフティ対策の強化を続けなければならない」、と第一副首相はツイートした。
このSNSにモラレス・オヘダ第一副首相が公開したグラフでは、日々の入院患者数について3つの予測パターン(危機的シナリオ、中程度のシナリオ、好ましいシナリオ)が示されており、4月24日までのキューバの現状は、政府の最高機関によって定められた規制のおかげで、この最後の「好ましいシナリオ」に合致している。
それにもかかわらず、多くの場合、国民における危険認識の割合はいまだ不十分であり、そのため、通りや集落における多くの人びとの不要不急な動きや、一部の商業施設での人混みがもたらされ、ウイルスの蔓延を引き起こしている。
本日の公衆保健省による発表では、キューバでの新型コロナウイルス感染者はこれまで1285人が確認されており、そのうち416人はすでに退院、49人が死亡し、現在3393人が観察のため複数の医療施設で入院を続けている。
Modelos matemáticos confirman efectividad de medidas ante la COVID-19 en Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/salud/220864-modelos-matematicos-confirman-efectividad-de-medidas-ante-la-covid-19-en-cuba
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