2020年03月31日
ピナール・デル・リオのカミーロ・シエンフエゴス地区を隔離措置 キューバ
ACN、2020年3月31日、EVELYN CORBILLÓN DÍAZ記者
ピナール・デル・リオ県コンソラシオン・デル・スール市のカミーロ・シエンフエゴス地区において、キューバで二番目の新型コロナウイルスの局地感染が検出されたことを受けて、本日(3月31日)より隔離措置が適用される。
県防衛評議会のフリオ・セサル・ロドリゲス・ピメンテル会長は報道陣に対して、同地区が属するエル・カナル人民評議会の防衛区域も作動した、と説明した。
人や交通の行き来を制限することは、世界で何万人もの死者を出しているこの感染症の蔓延を防ぐための対策としての行動の一つである。
会長はさらに、同地区の住民の大半が住んでいる既存の13棟の建物の階段の消毒作業が強化され、塩素液による道路の除菌に重点が置かれている、と述べた。
今回の隔離はまた、約1400人の住民への基礎的サービスの保証を前提としており、そのなかには、常時の監視のために用意された医局を通じての医療サービスがある。
レオナルド・リベラ・メナ市防衛評議会会長は電話で、トイレモジュールが住民に用意され、販売所での農産物の存在が確保される、と述べた。
会長は、倉庫での混雑を避けるために基礎食料品の配達が組織化され、国営の飲食業ユニットが販売に向けた食品を生産していることを説明した。
会長は、監視業務のために医師5人と看護師7人が用意されていることを強調し、定められた衛生保健措置を継続する重要性を主張した。
およそ193 人がカミーロ ・ シエンフエゴス地区で隔離されている。彼らは、今年3 月8 日にメキシコのカンクンからキューバに到着したキューバ人夫婦から派生した同地の新型コロナウイルス感染者5人の接触者である。
今回のパンデミックの最初の局地感染は、ここ数日の間にマタンサス県で発生した。
キューバでの感染者数は186人に上り、そのうち165人は安定した回復をみせている。
キューバTV(2020年3月31日)
Aplican cuarentena en comunidad de Pinar del Río
http://www.acn.cu/salud/62749-aplican-cuarentena-en-comunidad-de-pinar-del-rio
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