2020年03月03日
マヤベケのバイナオで7.7度 キューバで気温低下
今冬14番目の寒冷前線もキューバ東部に影響を与えた
Cubadebate、2020年3月3日
3月1日、キューバの西部では、気象観測所5か所が同じ最低気温を観測した。すなわち、ギネス、バイノア、タパステ、ウニオン・デ・レジェス、コロンで摂氏10.1度を記録した。さらに同日インディオ・ハトゥエイで8.2度、サント・ドミンゴで9.0度を記録した。東部も冷えた。フロリダ(カマグエイ)では12.5度、ラス・トゥナス市では16.7度、フカリート(グランマ)では15.8度を記録した。
昨日、バイノアは最低気温摂氏7.7度を報告した。このほかの西部および中部地域の内陸の観測所では11度から14度のあいだを記録した。
過去の年の3月には、今回の日曜日(3月1日)と月曜日(3月2日)の気温よりもさらに低い気温が記録されている。2010年から2019年までに記録された上位5位の最低気温を以下に掲載する。
キューバで2010年から2019年の10年間の3月に達成された最低気温記録(キューバ気象庁)。気温・観測所名・年の順
ときおり、3月には複数の寒冷前線がやってくる。たとえば、2010年、2013年、2014年には5つの寒冷前線が上陸した。このことを強調することには意味がある。2017年、2018年、2019年のように3つか、または2011年のように2つの寒冷前線に対するかもしれない。たまには一つのときもある。
ところで、キューバ天気予報センターは、新たな前線が数日中に西部地方に移動してくると予想している。これは2019-2020年冬季における15個目となる。
世界気象機関の発表
スイスのジュネーブから、世界気象機関はこの月曜日(3月2日)、エル・ニーニョ減少による温暖化は否定しながらも、今後数か月間、世界の多くの地域で平均を上回る気温が予想されると発表した。公式サイトのエル・ニーニョ/ラ・ニーニャのコーナーで詳しく説明されているように、2020年3月から5月にかけてENSO(エル・ニーニョ・南方振動)の中立状態が維持される確率は60%である。
世界気象機関の公式サイトによる情報
エル・ニーニョ/ラ・二ーニャ発生の可能性(2020年3月〜5月)
黄色:エル・ニーニョ35%、薄青:平常65%、濃青:ラ・ニーニャ5%
El descenso de las temperaturas en Cuba y un anuncio sobre el ENOS
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/03/03/el-descenso-de-las-temperaturas-en-cuba-y-un-anuncio-sobre-el-enos/#.Xl_bsKj7TIV
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