2020年01月30日
アリエル・マルティネス 日本渡航前インタビュー キューバのファンの前でまたプレーしたい
アリエル・マルティネス
Radio Rebelde、2020年1月30日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
今週水曜日(1月29日)、来季中日ドラゴンズのユニフォームを着るキューバ選手たちが日本に向けて旅立った。彼らはライデル・マルティネス、初デビューとなるヤリエル・ロドリゲス、捕手のアリエル・マルティネスである。
第59期キューバ野球リーグで優勝したマタンサスチームのメンバー、アリエルは、カマグエイチームとの決勝戦第三戦で生じた負傷から良好に回復している。
マルティネスは日本野球で3年連続の活動となり、チームとともに回復の最後の仕上げ作業を行う。
- 毎日良くなっている。フランク・パイス病院で診察した医師たちから幹細胞治療を命じられ、30日以内にはトレーニングに復帰できると思っている。
マタンサスの捕手アリエルは、3月22日からアリゾナで始まる五輪最終予選にはキューバ代表チームメンバーになることを目指しているが、何も無理はしない、と話した。
- 私は楽観主義者だ。チームの力になれると思う。ときに人はこのような負傷をすると同じ状態には戻れない。もし私がよい状態でなければ、最大限にパフォーマンスできる他の選手に道を譲るほうが良い。
アリエル・マルティネスはシーズンの自身最良のときに負傷した。
- スポーツでは起きることだ。確かに私は身体的にも精神的にも印象的な状態にあった。それまで長い間、このように感じたことはなかった。復帰してあのパフォーマンスに出会えるかどうか見てみよう。
マタンサス市出身のアリエルは、今年は中日ドラゴンズの一軍でさらに多くの機会を持たねばならないと考えている。
- 今年は3年目だ。大きく飛躍しなければならない。そのことを頭に入れている。負傷で遅れないよう願っている。いい1年を過ごし、より多くの機会を与えられる、というメンタリティーで臨む。
キューバ野球最大の有望選手の一人であるアリエル・マルティネスは、キューバリーグでのデビューから彼を応援してくれたファンにメッセージを送った。
- われわれのことをいつも信頼してくれてファンにはとても満足している。われわれに対する大きな歓迎でそれを示してくれた。誰も家にとどまっている者はおらず、みんな通りに飛び出して、われわれと共に祝った。そのことが、われわれのチームに対し彼らが持っている愛情をとても表している。あの姿を頭に焼き付けて私は出発する。しばし私はいなくなるが、この地ビクトリア・デ・ヒロン球場のグラウンドで、私の人びとの前で、ふたたびプレーしたい。
このニュースのラジオ音声はこちらから。
アリエル・マルティネス
Ariel Martínez: “Tengo ganas de volver a jugar ante mi gente” (+Audio)
http://www.radiorebelde.cu/noticia/volver-jugar-20200130/
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