2020年01月04日
カマグエイ 初戦を制す レスリー・アンダーソン5打点 キューバ野球リーグ準決勝初戦
レスリー・アンダーソン
Adelante、2020年1月4日、Félix Anazco Ramos記者
きのう金曜日(1月3日)の第59期キューバ野球リーグ準決勝初戦でカマグエイは、レスリー・アンダーソンがチーム9得点のうち5打点を叩き出し、インドゥストゥリアレスを破った。
ラティーノアメリカーノ球場でのこの試合は、プレーオフ初戦の勝利を譲りたくない2チームの争いだった。
初回にカマグエイは、ギベルトの四球と、アヤラとアンダーソンの安打で1点をあげた。その回裏にセペダがラサロ・ブランコの高め直球に対し左翼席に大ホームランを放ち同点とした。
アンダーソンはふたたび3回に、ギベルトを一塁に置いて右翼席に本塁打を放ち勝ち越した。
カマグエイは、マウンドに立つラサロ・ブランコの安定した投球と、6回のサンティアゴ・トーレスとヨルビス・ボロートによる2打点により、リードを広げた。
同じ回にミゲル・ボロート監督はブランコからヤリエル・ロドリゲスに代えることを決断したが、この戦略は期待した結果を生まなかった。インドゥストゥリアレスはセペダを一塁に置いてヨルダニス・サモンが2点本塁打を放つなど3点をあげた。
昨晩はレレ(レスリー・アンダーソン)の夜だった。ラッキーイニングの7回にも左中間に二塁打を放ち、一塁のアヤラを本塁に還し、カマグエイチーム6点目をあげた。
インドゥストゥリアレスは7回裏に同点に追いつき、観客席を沸かせた。二三塁の場面でスタイレル・エルナンデスが左翼へ二塁打を放ち2点をあげた。
しかし、カマグエイは8回にアヤラとアンダーソンの二連打などで一挙3点を奪った。その裏、この試合で最も活躍したもう一人の選手フレデリク・セペダは満塁の場面でヤディアン・マルティネスから右翼へ2点適時打を放ち、1点差まで追い上げた。
そこでカマグエイはイスベル・エルナンデスを投入し、インドゥストゥリアレスの追加得点を許さず、最終回にも無得点に抑え、9対8で勝利を決め、エルナンデスはセーブをあげた。勝利投手はフランク・マダムだった。
明日、両チームは午後8時30分からラティーノアメリカーノ球場でふたたび対戦する。ボロート監督は先発をフランク・ルイス・メディーナ、ヨシマル・コウシン、ホセ・ラモン・ロドリゲスの中から選び、一方、インドゥストゥリアレスはピナール・デル・リオからの補強エルリス・カサノバを登板させる予定である。
キューバTV 準決勝プレーオフ初戦 カマグエイ対インドゥストゥリアレス(2020年1月3日)
レスリー・アンダーソン3回の2点本塁打
キューバTV 試合後カマグエイチームへのインタビュー(2020年1月3日)
フレデリク・セペダとレスリー・アンダーソン 本人たち同士によるインタビュー(2020年1月)
Camagüey derrota a Industriales en la noche de Anderson
http://www.adelante.cu/index.php/es/2014-04-18-14-10-19/19204-camaguey-derrota-a-industriales-en-la-noche-de-anderson
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9537786
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック