2019年11月21日
パベル・ケサダ 現在.438の高打率で首位打者 初タイトル獲得の可能性
パベル・ケサダ、キャリア最高のとき
Granma、2019年11月21日、Sigfredo Barros記者
今季開幕以来打率.400台を維持し、ここまで水曜日(11月20日)の試合前の時点で.438を記録し、リーグトップに立っている。シエンフエゴスのパベル・ケサダはこれまで一度も打撃タイトルを取ったことがないが、今回がそのチャンスかもしれない。
27歳のときケサダはキューバ国外でプレーしたが、多くのほかの選手と同じく、うまくいかなかった。2014年にドミニカ共和国のアギラス・シバエニャスに短期間加入し、その翌年ベネズエラのブラボス・デ・マルガリータにもひじょうに短いあいだ在籍した。
現在ケサダは、2004年と2006年にキューバのユース代表チームメンバーに選ばれた評価に値する力を見せている。打率で全打者のトップに立っており、44四球と74安打(このうち二塁打14本、本塁打6本)によって出塁率も.564とすぐれた数字で首位である。
シエンフエゴス出身で最後の首位打者は一塁手ホセ・ダリエル・アブレウで、2010-2011年に記録的な.453、2011-2012年にも高打率.393を記録し、2年連続のタイトルを獲得した。アブレウはここ30年間でこのタイトルを勝ち取った唯一のシエンフエゴス選手である。
もちろん、ケサダにとって、野球のもっとも価値あるタイトルの一つをめぐる争いに勝ち抜くのは容易ではないだろう。彼の背後には、マタンサスのジェフェルソン・デルガド(.391、51安打)、カマグエイの遊撃手アレクサンデル・アヤラ(.377)、サンティアゴ・デ・クーバの左打者エディルセ・シルバ(.364)など優れた打者がいる。シルバは本塁打(13本)、打点(61点)でトップに立っており、三冠王も夢ではない。
現在まで、先日のプレミア12のキューバ代表メンバー(自身最後の打席でセンター前ヒットを放った)パベル・ケサダはトップに立っており、ライバル選手たちが彼を下降させるのはとても難しくなるだろう。
五輪予選
キューバは米州五輪予選大会でグループBに入った。同グループにはコロンビア、ベネズエラ、カナダがいる。一方グループAには米国、プエルトリコ、ドミニカ共和国、ニカラグアがいる。ラティーナ通信社が報じている。
キューバの初戦は、米国アリゾナでの3月22日の初日のベネズエラ戦になる。2日目の23日はカナダがキューバチームの相手となり、24日はグループラウンド最終戦となるコロンビア戦が予定されている。
この大会では東京五輪への直接出場権1枠のみが与えられる。2位と3位チームには世界五輪予選大会での最後のチャンスが得られ、五輪への最後の1枠を目指す。日本、イスラエル、韓国、メキシコはすでに出場権を確保している。
11月20日の試合のスコア
サンティアゴ・デ・クーバ対シエンフエゴス(2019年11月20日)
オスカル・ルイス・コラースの本塁打(0:04:30〜)パベル・ケサダの二塁打(0:36:00〜)
パベル・ケサダの本塁打(1:38:40〜)
Pavel Quesada, sobre 400
http://www.granma.cu/deportes/2019-11-21/pavel-quesada-sobre-400-21-11-2019-00-11-16
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