2016年08月20日
エル・アコンパニャンテ(同伴者)、アカデミー賞キューバ代表作品に決定
Pavel Giroud監督の映画「El Acompañante」(同伴者)が、次回のオスカーおよびスペインのゴヤ賞におけるキューバ代表作品に選ばれた。 ICAIC(キューバ芸術映画産業協会)が8月18日発表した。
この作品は、1980年代を舞台とし、ドーピングによって罰せられた著名なボクサーが、ハバナの療養所にいるエイズ患者の付き添い人として働くために送り込まれる、というストーリーである。
OrishasのシンガーYotuel Romeroが演じるこのボクサーは、外出許可を得た数日間のあいだ、そのアフリカでウイルスに感染した若い兵士を監視することになる。
ICAIC(キューバ芸術映画産業協会)による選考では、この作品とともに、
‘Bailando con Margot’ (Arturo Santana, 2015); ‘Café amargo’ (Rigoberto Jiménez, 2015); ‘La cosa humana’ (Gerardo Chijona, 2015); ‘Cuba libre’ (Jorge Luis Sánchez, 2015); ‘Esteban’ (Jonal Cosculluela, 2015) ;‘Leontina’ (Rudy Mora, 2016)、といった作品が競い合った。
‘El acompañante’の選考理由は、すでに複数のコンクールにおいて観客賞を受賞したことで明らかなとおり、観客のこころを非常に揺さぶる力であり、特筆すべきストーリー構成やヒューマニズム精神、感動的な人物描写によって編まれた物語である、とICAICの審査議事録は指摘している。
Pavel Giroud監督によるこの映画作品は、フランスのトゥールーズやスペインのマラガ、米国マイアミでの映画祭において観客賞を受賞している。
Filme El Acompañante representará a Cuba en los Oscar y los Goya
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/08/18/filme-el-acompanante-representara-a-cuba-en-los-oscar-y-los-goya/#.V7cvxluLTIU
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