2019年08月24日
フレデリク・セペダ キューバ野球リーグ史上10人目の300号本塁打を達成
フレデリク・セペダ、自身最高の舞台ホセ・アントニオ・ウエルガ球場で通算300号と301号を放つ
Radio Sancti Spíritus、2019年8月24日、Oscar Alfonso Sosa記者
ホセ・アントニオ・ウエルガ球場は蜂の巣をつついたような大騒ぎになった。スター選手フレデリク・セペダがキューバ野球リーグでの300号本塁打を達成した。
サンクティ・スピリトゥスとイスラ・デ・ラ・フベントゥとのサブシリーズ第三戦の1回裏、セペダはマイケル・マルティネス投手から本塁打を放ち、自身通算5956打席目で、300号本塁打に到達した。
しかし「事件」はそこで終わらなかった。それから4イニング後にセペダは、イスラの救援投手ミゲル・アンヘル・ラストラから自身通算301号本塁打を打ち、300本塁打以上を放ったキューバ野球史上10人目の強打者となった。キャリア22シーズン目の達成だった。
サンクティ・スピリトゥスとキューバ代表チームの背番号24の持ち主セペダが、金属バットでは6本塁打しか打っておらず、それ以外は木製バットによるものであることを知るとき、今回の記録はあらたな意味合いを帯びてくる。
100本目の本塁打は2005年2月3日、ホセ・アントニオ・ウエルガ球場でラス・トゥナスのヨエルキス・クルース投手から打った。
200本目は2011年1月11日にネルソン・フェルナンデス球場でハバナの左腕ユリエスキ・ゴンサーレスから、250本目は第53期キューバ野球リーグの2013年12月18日に、セペダの301本塁打の大半を生んでいるホセ・アントニオ・ウエルガ球場で打った。
サンティアゴ・デ・クーバとキューバ代表チームの4番打者オレステス・キンデランは、キャリア21年で487本塁打を放ち、キューバ野球リーグの最多本塁打記録保持者である。
300号本塁打を初めて達成したのは、キューバ野球界最高の選手のひとりとみなされているエスカンブライの巨人アントニオ・ムニョスであった。
セペダの300号本塁打達成の喜びにもかかわらず、サンクティ・スピリトゥスチームは勝利の女神を味方につけることができなかった。イスラはホセ・ラウル・デルガド監督率いるチームの連勝を5連勝で食い止め、15対10で勝利した。サンクティ・スピリトゥスは守備で5失策を喫し、6投手を起用しなければならなかった。
フレデリク・セペダ、キューバ野球界最高の打者の一人
背番号24、キューバ野球リーグ史に刻まれる偉業を達成
フレデリク・セペダ、リーグ10人目の300号本塁打を達成
サンクティ・スピリトゥス対イスラ・デ・ラ・フベントゥ戦のスコア(2019年8月24日)
リーグ順位表(2019年8月24日終了時)
Frederich Cepeda, más allá de los 300 jonrones
http://www.radiosanctispiritus.cu/es/2019/08/frederich-cepeda-mas-alla-de-los-300-jonrones/
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