2019年08月24日
キューバ男子バレーボール代表チーム NORCECAチャンピオンズカップ全勝優勝 プエルトリコにもストレート勝ち
男子バレーボールのキューバ代表チーム
JIT、2019年8月24日、Lisset Isabel Ricardo記者
男子バレーボールのキューバ代表チームは、米国コロラドスプリングスのオリンピック・パラリンピックトレーニングセンターで開催されているNORCECAチャンピオンズカップ最終日のきょう土曜日(8月24日)、プエルトリコを3対0 (30-28, 25-17, 25-22) で破り、全勝優勝を果たした。
初戦のカナダ戦(3対2)と第二戦の開催国米国戦(3対1)に続くこの勝利によって、キューバチームは、来年1月の五輪予選トーナメントに進出する。
ニコラス・ビベス監督率いるキューバチームは、序盤におけるプエルトリコチームの反撃を食い止め、最終的にすべての基礎部門で上回った。アタックポイントで44対36、ブロックポイントで7対2、サーブポイントは10対5とリードした。アンフォーストエラーにおいては相手チームがより多くのポイントを得た(19対24)。
キューバチームのサーブがこの試合の鍵となった。攻撃陣では、ヨアン・レオンが14点、ロベルトランディ・シモンとオスニエル・メルガレホがそれぞれ12点、レフトのヘスス・エレーラが11点をあげ、チームを牽引した。
エレーラはこのうち4個のサービスエースをあげているが、足首を打撲し、大事には至らなかったもののベンチに下がった、とビベス監督は語った。
プエルトリコチームの最多得点選手は14得点をあげた、と大会広報のB. J. Hoeptner Evans記者のレポートは伝えている。
キューバのビベス監督は、「とてもいい試合だった。プエルトリコはすぐれたプレーをしたし、われわれもよかった。もっとも重要なことは、勝利したことだ。それがわれわれがこの大会に来た理由だった。優勝者になること。これがとても重要だった」、と語った。
プエルトリコのペレグリン・バルガス主将は、「自分たちが若いチームであることを考慮するといい試合をした。満足すべき状態にはないが、今回はさらに取り組んで成長していくためのすぐれた一歩になった。取り組みを続けていく。チームにはすぐれた若い選手たちがいる。われわれはこれをしっかり実のあるものにしていくことが必要だし、予定されている大会が待ち遠しい」、と話した。
プエルトリコのオスワルド・アントネッティ監督は、「試合のたびに良くなっていった。このチームには才能がある。もっとも若い選手たちを何人か連れてきて、実際に出場させた。キューバとの試合ではもう少しいけたのではないかと思ったが、しかしキューバには多くの名だたる選手たちがいて、それは難しかった。チームの若い選手たちにとってキューバはこわい存在だ。しかし彼らはとんでもないエネルギーで大会を戦ったし、それを私は本当に誇りに思っている」、と述べた。
2019年パンアメリカン・リマ大会準優勝のキューバ代表チームは明日日曜日(8月25日)にハバナに戻り、その後8月31日には毎年恒例のNORCECA大陸トーナメントに出場するためカナダのウィニペグに向けて出発する。この大会は9月8日まで開催される。
Cuba gana invicta Copa de Campeones de Norceca
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=122786
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