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2019年08月25日

フレデリク・セペダ 300号本塁打記念インタビュー 以前よりも野球のプレーに飢えている

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いまは以前よりも野球のプレーに飢えている、と301号本塁打のあとセペダは語った。

Escambray、2019年8月25日、Elsa Ramos記者

サンクティ・スピリトゥスの外野手フレデリク・セペダは、キューバ野球リーグ史上10人目、サンクティ・スピリトゥス選手としては初の300号本塁打を達成した。

キューバ野球リーグ22年のキャリアで彼を際立たせてきた忍耐力をもって、バッターボックスに立つセペダは、ウエルガ球場のことは忘れている。観客は8試合前のように携帯電話を照らしながら偉業を待ち望んでいる。

彼にはキャリア5956打席目となる自身の打席という以上のことは頭にない。彼の周囲には、彼自身よりもまわりの人びとの想像のなかに、より多くの論理的緊張がただよっているようだ。

スコアボードの赤ランプが午後2時33分に点灯する。イスラ・デ・ラ・フベントゥの右腕マイケル・マルティネスは、これまでの試合での投手たちがとった手段は選択しない。特にサンティアゴ・デ・クーバの投手陣は7連続四球を献上し、リーグタイ記録(アントニオ・ムニョス、イスラ・デ・ラ・フベントゥの捕手ブラディミール・ガルシアに並ぶ)をつくり、セペダは通算1656個(この土曜日の試合まで含み)という四球部門のダントツ1位としてふたたび脚光を浴びた。

ためこんでいたエネルギーを解放するように、セペダは全力でバットを振り下ろし、ボールを思い切りたたくと、打球は高く長く外野右翼席に消えていく。一方、観客席はボールが消えてなくなり自分たちのヒーローが偉業を達成するよう後押しをする。チーム史上初の、そしてキューバで10人目の300本塁打を達成する選手となるように。

セペダの本塁打率は、彼がキューバ野球リーグ史上最高の強打者のひとりであることを示している。シーズン平均13.6本、19.9打席に1本の割合である。

- もうきょうは決めようと思って第一打席から本塁打を狙いに行った?

私はそれを言える人間じゃない。でも君に言わなければならないのは、そのことをとても考えて、大きく飛ばすことを目指していったし、本塁打のない打席が続いていたので、何も打てていない打席の数から言ってもうそろそろ出せるとは思った。これはファンが見ていない統計だ。

- 緊張は解けた?

つねに緊張は少しある。でもあきらめるわけにはいかなかった。打率は落ちてくるし、投手陣は私の打席になるとひじょうに注意して投げてくるし、ラインナップで私が負っている責任もある。もうひとつの責任がチームのことで、私は300本塁打だけを考えていることはできない。

- オルギンで1試合に2本塁打を打ったときは、もっと早く達成するだろうと多くの人が思った。

人びとはもどかしく思う。なぜならそこに間近でしっかり数字を見ているから。でも実際のところ私は予想していなかった。というのはシーズンは始まっている。おそらく昨季はもっと落ち着かなかったはずだ。3本足りなくて、これは打てると思った。これを達成できてとても満足している。昨季からこれを追いかけていて、本当にとても早く実現した。いつもと同じトレーニングをしていたし、スイングもフォームも何も変えていない。トレーニングの時間と犠牲、献身、高い集中に要約される。

- 四球もとても多かった。

うん、おそらく誰も打たれた側として記録に残りたくないだろうし、四球を与えるメリットのある試合状況が与えられていたということだろう。

300本塁打のうちの大半と同じように左打席で打った。同一人物で、同じボディー、技術、スイングを持っているけど、私の本塁打の大半は左打席なんだ。でもスイッチヒッターであることはとても気分がいいんだ。100本目は左で打って、200本目は右で打った。

ウエルガ球場で打つということにはとても意味がある。なぜなら私の家族や両親を呼んでいるからだ。彼らはいつも球場に来ているし、ファンのみんなもいつも私をフォローしてくれている。

- 301本目は解放感から生まれた?

そうかもしれない。300本目を見るために息子が毎日私を撮影していたんだが、その日は来るのが遅くなってあの場面を見ることができなかった。泣きながらふてくされてやってきたので、冗談で言ったんだ。気にするな、おまえのためにもう1本打ってくるからと。たまたま、おかげさまで、本塁打が出た。

- するとあなたはいま好調な状態にある?

うん、とても体調がいい。しっかりトレーニングしているし、これまで物事がうまく運んでいる。チームも同様だ。まだ時期がとても早いし、フルシーズンにむけて準備している。目標はチームが二次ラウンドに進出するのを手助けすることだ。

- プレミア12を意識している?

それは考えていない。前に言った通り、私は野球をプレーするためにトレーニングしているし、プレミア12に出ようが出まいが、健康である限りプレーは続ける。いま私は以前よりも野球をプレーすることに飢えているんだ。

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左右の打席で打つのは気分がいい。100号は左打席で、200号は右打席で打った、とセペダは語る

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300本塁打を達成する前、セペダは今季19個の四球と、7個の敬遠を獲得していた

Los 300 jonrones de Cepeda (+fotos)
http://www.escambray.cu/2019/los-300-jonrones-de-cepeda/
posted by vivacuba at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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