2016年08月14日
ミレーヤ・ルイスの伝記本発表される リオで発表イベント開催
ミレーヤ・ルイスの伝記本発表
ミレーヤは発表会見を伝説的指導者フィデル・カストロの90歳の誕生日に捧げた
三度の五輪王者に輝いたキューバ選手の伝記『ミレーヤ・ルイス 天と地のあいだで』が8月13日、五輪開催中のリオ・デ・ジャネイロのバレーボールの家で発表された。会見には国際バレーボール連盟(FIVB)のAry Graça会長が同席した。
会見の場には、著者であるOscar Sánchezグランマ紙副編集長、Cristóbal Marte国際バレーボール連盟(FIVB)第一副委員、ブラジルのふたりの銅メダリストVirna DiasとMárcia Fu、ビーチバレー世界王者に五度輝いた米国のRandy Stoklosらも出席した。
- わたしたちの歴史的指導者フィデルの90歳の誕生日にささげるために会見をこの日に選びました。フィデルはわたしたち女子バレーボールチームの動向にいつも注目していて、叱咤激励を続けてくれました。- と、1994年と1998年の二度世界大会王者にも輝いたMireya Luisは本紙に語った。また彼女は、ブラジル人のAry Graça会長がリオ五輪の真っ最中という時期にもかかわらずこの場に同席してくれた配慮に感謝の意を表明した。
- わたしは世界のみんなと自分の人生を共有していると感じます。わたしが彼らを愛するように、彼らも私を愛してくれる、そういうバレーボール界の家族たちに囲まれてリオにいることができて夢のようです。- と彼女は強調した。
NORCECA(北中米バレーボール連盟)のMarte Hoffiz会長は、「今回の本は、Mireya Luisがこれまでなしてきた、そしてこれから続けるであろうことのごく一部に過ぎない。というのは彼女がもっているすばらしい偉大さというのは、一冊の本におさめるにはとても難しい」と述べた。
また彼は、若い世代に向けて、この本がデジタル・フォーマットで届けられるであろう可能性を示唆した。
ブラジル・バレーボール界20年にわたる指導者のAry Graça会長は、今回の会見を賞賛し、バレーボールというスポーツを社会教育の一環として世界中でさらに活用していくというプロジェクトについて語った。
- わたしたちはスポーツとしてのバレーボールの重要性やすばらしさを示していきたい。家族みんなで楽しめて、ぶつかりあったり暴力的なこともない、純粋なスポーツ競技である - と会長は強調した。
一方、著者のOscar Sánchez記者は、この本を完成させることはひとつのとても大きな挑戦であり、Mireya Luisの卓越さと同時に、このような成功を収め得たひとりのスポーツ選手における家族のひじょうに重要な役割について説明する意図があったと語った。
- わたしは伝記からはじめて、最後は偉大な物語で締めた。その中心人物は母親のCatalinaであり、彼女の力強さだ。それはのちにMireya Luisのスパイクのなかに見て取れる。彼女はいつもMireya Luisに「笑顔を忘れるな」と言っていた。Mireya Luisはこの価値をを叩き込まれ、チームの同僚とこれを共有した。- と著者は力説した。
- このことがひとびとに理解されればこの本は完結する -
Alberto Juantorena, Javier Sotomayor, Teófilo Stevenson ,Ana Fidelia Quirotにささげられた『ドルなき名声』(2003年、Rafael Pérez Valdésとの共著)の著者はそう述べた。
Oscar Sánchez記者は今回の仕事のために、2013年6月から今年2006年まで調査をおこなっていた。それは15歳でキューバ代表としてデビューし、その後18年間にわたって代表の座を担った人物の人生の数多くの秘話を再構成するものだった。
Presentan biografía de Mireya Luis
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=39112
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