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キューバ国民は8月13日、キューバ革命指導者フィデル・カストロに対して、児童劇団La colmenitaを通じて、すてきな誕生日パーティーをプレゼントした。フィデルは、カール・マルクス劇場での公演のあいだ、ラウル・カストロ議長とニコラス・マドゥーロ(ベネズエラ)大統領とともに、その場に出席した。
5000人の観客が見まもる中、「フィデル」という作品のなかで、伝説的グループ「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のシンガー Omara Portuondo(オマーラ・ポルトゥオンド)や、ハバナの歴史家Eusebio Leal(エウセビオ・レアル)、トレス演奏の名人 Pancho Amat(パンチョ・アマ)らが特別ゲストとして出演した。
舞台はひとつの学校となり、そこでは、教師がふたつの誕生日についての授業をおこなう。ひとつは国民的英雄ホセ・マルティ、もうひとつは革命指導者フィデルのものである。あわせて子どもたちは歌い、踊り、キューバの歴史をふりかえる。
“La colmenitaのCarlos Alberto Cremata監督は、このシナリオに、Santiago Álvarez監督の作品“Mi hermano Fidel” (1977)の一場面を加えた。マルティを知るひとりの老人が革命司令官フィデルと対話するというシーンである。
子どもたちは、キューバの使徒ホセ・マルティが16歳のときに書いた作品“Abdala”の一場面を演じた。
Omara Portuondoはクラスの女の子のうちの一人の祖母として登場し、シルビオ・ロドリゲスの“La era”をアカペラで歌った。
そのあとEusebio Lealがフィデルの逸話を語り、革命広場の執務室にあったフィデルお気に入りの椅子の肘掛にあるくぼみについての秘密を明らかにした。それはフィデルが同志と会話したり読書したり思索したりする間に自分の人差し指で押し続けた跡だった。
- フィデルは友人であり、先生でもある。仲のいい友達であり、永遠の先生である。どんなことを質問しても、答えてくれる。なぜなら彼はいつもそれに備えているからだ。たくさん本を読んでいる。文学を知り、芸術を知り、歴史を知り、また同時に、とても人間的である。いつも真実を語る。誰かが本当のことを言わないととても嫌がる。
- 国民はフィデルが自分たちと共にいることを知っている。なにか問題があるとよくこう言う。それはフィデルがまだそのことを知らないからだと。つまりフィデルはいつもすぐに現場に行くからだ。
と、歴史家Eusebio Lealは感動的に語りかけた。
午後6時に始まったこの舞台は、Eduardo Saboritの歌“Qué linda es Cuba”とともに幕を閉じた。招待客は、モンカダ襲撃参加者、グランマ号上陸参加者、共和国英雄、労働英雄、党・国家・政府・政治組織・大衆組織の幹部、テロ犠牲者の家族、さまざまな社会部門の労働者、キューバ革命戦士協会や革命軍・内務省のメンバー、学生、外交機関の代表者等、多岐にわたった。
このイベントは、キューバTV、テレスール、国内ラジオ放送で生中継された。
Fidel Castro asiste a gala cultural por su cumpleaños 90
http://www.cubadebate.cu/noticias/2016/08/13/fidel-castro-asiste-a-gala-cultural-por-su-cumpleanos-90/#.V7EQt1uLTIU
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