2019年05月17日
ホルヘ・エンリケ・アロマーとヨスバニ・アラルコン MVPと王者チーム主将のインタビュー
ホルヘ・エンリケ・アロマー、昨季はラス・トゥナスの補強として活躍
Trabajadores、2019年5月17日、Joel García León記者
ラス・トゥナスチームへの補強として呼ばれて以来、ラス・トゥナスのファンの心をつかんだ野球選手といえば、それはホルヘ・エンリケ・アロマーだった。首位打者(打率.388)、打撃ベストナイン(遊撃手)、そしてシーズンMVPにまで選ばれる結果となったその圧倒的打力には、球場でのコール、写真、サイン攻めがやってきた。
常に微笑みを絶やさないアロマーは、自身のスポーツキャリアにおける多くの顕彰、特にすべての野球選手がもっとも切望するもののひとつである最近の顕彰が何を意味するか、評価するのに躊躇しなかった。
「野球を始めてから起きた最高のものだった。何年も続けてきた取り組みと犠牲が結果を出した。われわれが王者についてからここ数ヶ月のあいだに、ラス・トゥナス県民やキューバ国民が私に示してくれるものは、とても誇らしく感じている。」
- 将来に向けたアロマーの完成についてはもう話せますか。
うん、つねにトレーニングを続けなければならない。同じシーズンは二度と来ないのだから。でもアロマーは野球選手として多くの面で成熟してきているし、キューバ代表に向けても、また昨季以上に来季も活躍するためにも、私は用意ができている。
- シーズンMVPに選ばれたのは驚きましたか。
リハーサルのときに知らされて、誇らしかったし、うれしかった。この賞はわが国にいる多くのすぐれた野球選手の中から選ばれるものだからね。目標を新たに設定して、名声は考えない。いつものアロマーのままでいくよ。
- 最後に、第59期はアルテミサかインドゥストゥリアレスか。
それはまじめにならざるを得ない質問だ。まだ最終結論は出してないんだ。どちらのチームであっても私はいつものように、チームに奉仕し貢献することを目指す。じきに最終結論を出すつもりだ。
ヨスバニ・アラルコン、ラス・トゥナスの主将
アロマーのすぐ近くにいたキューバ野球の現王者チームの主将ヨスバニ・アラルコンは、王者についてからほぼ4ヶ月たつにも関わらず、キューバ野球表彰式の意味合いを評価するための時間を見過ごさない。
「ラス・トゥナスでの表彰式というのは、われわれが王者だったということを意味するし、それはわれわれにとって多くのことなんだ。なぜなら各選手の目標はチームの一員として生まれ故郷の旗を守りながらその賞を受けることだから。われわれの県民が表彰式を楽しむことがとても大きなことなんだ。もっと前に実現できただろうということには同意するけどね。」
- リマでのパンアメリカン大会に向けたキューバ代表候補チームにはいつ合流しますか。
私はパナマとの契約から戻ったところだ。いまは休養中で、5月25日に代表候補チームに合流する。それはわれわれの義務だ。これからある各大会でわれわれの全力を発揮するために1日たりともトレーニングを欠かしてない。直近の目標はリマだ。
- 初制覇した王座を連覇するのはさらに難しいでしょうか。
誰にとってもとても難しいだろう。われわれにとっても、他のチームにとっても。われわれはもう王座の味を知っているし、自分たちができることもわかっている。それがわれわれの少し大きな自信と安心にもなっている。今夜もらったトロフィーをまた掲げられるように戦いつづけるよ。
- カリビアンシリーズに行かなかった選手たちに起り得る悪影響が今年の結果に響かないように、主将としてどこまで取り組みますか。
それはどのチームにも起きていることだ。グランマにもあったが、彼らはまた王者になった。シエゴ・デ・アビラにもあったが、プレーオフにまた進んだ。それでわかることは、行った選手も行かなかった選手もみなで助け合って戦い続けているということだ。県民のためにチームを前進させること。それがわれわれを常に奮い立たせているものなんだ。
Alomá y Alarcón: Entre el más valioso y el capitán
http://www.trabajadores.cu/20190517/aloma-y-alarcon-entre-el-mas-valioso-y-el-capitan/
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8820101
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック