2019年05月07日
キューバ税関 麻薬の国内持ち込みを摘発 カマグエイとマタンサス
カマグエイ税関
Cubadebate、2019年5月7日、PL
キューバ共和国関税総局は、麻薬密売の新たな複数の摘発案件について発表し、この犯罪に対する国のゼロ・トレランス政策は現在維持されている、と強調した。
今回発表された摘発案件の一つ目は、マリファナをベースにして製造された物質である「マリファノール・ジェル」のボトルの国内への持込と関係している。
関税当局によると、カマグエイ県国際貨物局が「マリファノール・ジェル」のボトル5本が入った荷物の中にこの違反を検出した。
もう1件は、マタンサス県のフアン・グアルベルト・ゴメス国際空港の入国エリアでの荷物検査で明らかになった。
その身体的および心理的兆候から疑わしいひとりの乗客にいくつかの技術的検査をおこなったところ、荷物に麻薬を持ち込んでいることが発見された。
再チェックの過程で、乗客はコカインとLCDの包みを所持していた。LCDは消費のために簡単に偽装した合成薬物の一種である。
フベントゥ・レベルデ紙の記事によると、今年税関当局は、警護を強化している国内の複数の空港において麻薬事例を複数件検出している。
また税関当局はその使命達成の一環として、国際的な旅客輸送の玄関口となっている全国の空港・港湾全域にある装備の最新技術化プロジェクトに取り組んでいる。
これらすべてのことは、一部の国々がマリファナの消費を合法化したことによる麻薬の生産と使用の増加を背景としておこなわれている。
キューバは麻薬の受け取り国ではないが、通過国であり続けている。
これは、麻薬を運ぶ人間が最終目的地かつ実際最大の消費国でもある他国に向かう途中でキューバを通過するという地理的位置から起こっている。
Aduana detecta nuevos casos de tráfico de droga en Camagüey y Matanzas
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/05/07/aduana-detecta-nuevos-casos-de-trafico-de-droga-en-camaguey-y-matanzas/#.XNSbSeUzbIU
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