2019年05月04日
カナダの歌手ダイアン・テル キューバ訪問 NGOの親善大使
ダイアン・テル
Radio Rebelde、2019年5月4日
著名なカナダ人歌手、ダイアン・テルがハバナに到着した。キューバの障がいを持つ人びとの3つの協会のメンバーたちとの交流をサンティアゴ・デ・クーバやピナール・デル・リオなどキューバの複数県で1週間かけておこなっていく。
長いキャリアを持つアーティスト、ダイアン・テルは6歳のときにバイ・ドール音楽学校で音楽の勉強をスタートした。25歳になるまでには、故郷ケベックの先駆的歌手のひとりとなり、国のすぐれたミュージシャンに与えられるフェリックス賞を6回受賞した。フェリックス賞では、新人、最優秀アーティスト、最優秀アルバム、最優秀楽曲、そして2度最優秀作曲の部門で受賞しており、またダイアンは自身の音楽ビデオの大半の監督をつとめ、彼女のいくつかの楽曲はSOCAN(カナダ著作権者協会)クラシックスに選ばれている。その中でももっとも人気の曲「Si j’ étais un homme」(もし私が男だったら)は2017年のカナダのソングライター殿堂入りを果たしている。
300回におよぶ公演のなかで、女優でもあるダイアンは、ヨーロッパのミュージカル「ジミーの伝説」や「マリリン・モントルイユ」で主演した。現在までに15枚のアルバムを発表し、自身のユーチューブアカウントでは毎月40万回の再生回数を誇っている。
ダイアン・テルは今回、カナダの非政府組織(NGO)「ヒューマニティ&インクルージョン」(HI)のプログラム・ディレクター、ジェローム・ボビンとともにキューバを訪問している。
その地雷廃止キャンペーン活動によって1997年にノーベル賞を受賞したこのNGO団体は、60カ国以上に進出し、障がいを持つ人たちとともに、その生活環境を改善し、その尊厳と基本的人権の尊重を促進するために協働している。
ダイアンは同組織の親善大使として、キューバ視覚障がい者協会、キューバ聴覚障がい者協会、キューバ身体機能障がい者協会のレクリエーションセンターやリハビリセンターを訪問する。またヒューマニティ&インクルージョンがキューバで展開しているプロジェクトの活動家や受益者たちと交流する予定である。
Diane Tell - Si J'étais Un Homme ダイアン・テル もし男だったら
Cantante canadiense, Diane Tell visita Cuba
http://www.radiorebelde.cu/noticia/cantante-canadiense-diane-tell-visita-cuba-20190504/
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