2019年03月28日
ボルチモア・オリオールズとの歴史的一戦から20年 キューバ
ボルチモア・オリオールズ対キューバ代表(1999年3月28日)
Radio Rebelde、2019年3月28日、Rodolfo Durán Almeida記者
この木曜日(3月28日)は、米大リーグのボルチモア・オリオールズとキューバ代表チームが対戦した歴史的試合から20年目を迎える。
1999年3月28日の日曜日にハバナのラティーノアメリカーノ球場でおこなわれたこの試合は、米国のプロ球団がキューバ国内で戦う1959年以降初の試合となり、キューバ議長のフィデル・カストロ司令官が観客として観戦した。
この試合はボルチモアが延長11回に3対2で勝利した。ピナールのアルフォンソ・ウルキオラ監督率いるキューバ代表チームは、2回に先発の右腕ホセ・イバルがジョンソン捕手から2点本塁打を打たれ先制されたが、7回裏と8回裏にそれぞれ4番打者オマール・リナーレスとロベルキス・ビドゥー外野手の適時打で1点ずつを返し、同点に追いついた。
米国チームは10回表、8イニングを投げたキューバの救援投手ホセ・アリエル・コントレラスの降板を機に、救援2番手のペドロ・ルイス・ラソから勝負を決める得点を奪った。ラソは0回2/3で2安打1失点1四球だった。その回の最後のアウトはグランマの右腕エルネスト・ゲバラ・ラモスが取った。
キューバ打線は米国の5人の投手から10安打を放ち、なかでも、スイッチヒッターのルイス・ウラシア左翼手が4打数3安打、アンディ・モラレス指名打者が5打数2安打と活躍した。このほか安打を放ったキューバ選手は、一番打者のホセ・エントラーダ(4打数1安打)、オマール・リナーレス(5打数1安打)、ロベルキス・ビドゥー(5打数1安打)、代打のミチェル・アブレウとダネル・カストロ(ともに1打数1安打)だった。
このほかの出場選手としては、ヨバル・ドゥエーニャス二塁手(5打数無安打)、ロイデル・チャペリー一塁手(3打数無安打)、フアン・マンリケとアリエル・ペスターノの両捕手とフアン・カルロス・モレーノ遊撃手(2打数無安打)のほか、代打で打ち取られたエドゥアルド・カルデナスとオスカル・マチャド、代走で出場したハバナのエンリケ・ディアスがいた。
キューバの4投手はオリオールズに6安打しか許さず、6四球を与えたものの、12三振を奪い、そのうち救援のホセ・アリエル・コントレラスが10奪三振を記録した。
試合スコア
オリオールズ 0-2-0-0-0-0-0-0-0-0-1
キューバ 0-0-0-0-0-0-1-1-0-0-0
ロドルフォ・ドゥラン記者の当時のプレス証
オリオールズの選手たちと会話するフィデル・カストロ
当時の試合実況(キューバTV)
APアーカイブ
Cuba Vs Orioles, 20 años después
http://www.radiorebelde.cu/noticia/cuba-vs-orioles-20-despues-20190328/
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