2019年03月29日
ユニエスキ・ベタンコート キューバ野球に復帰 メジャー経験者として初
ユニエスキ・ベタンコート、大リーグで9年間プレーした
Juventud Rebelde、2019年3月29日、Norland Rosendo記者
リキンビリの愛称で知られるビジャ・クララ出身の内野手ユニエスキ・ベタンコートは、キューバリーグに4年間出場したあと、メジャーとの契約を目指して2003年にメキシコに渡ったが、今週木曜日(3月28日)キューバの球場にふたたび現れた。この日、ビジャ・クララ県選手権決勝でサンタ・クララのユニフォームに身を包んだベタンコートは、キューバのスポーツシステムに再加入を果たした初の元大リーガーになった。
ビジャ・クララ県のエルネスト・ルイス野球コミッショナーは本紙に対し、リキンビリは帰還プロセスを成功裏に終えた、と認めた。帰還を記念するこの日の試合では3回打席に立ち、四球で1度出塁したが、心身ともに好調だとコミッショナーは語った。
37歳のベタンコートが、昨季準優勝チームであるビジャ・クララのメンバーの座を最終的に獲得できれば、次季チームの活躍に貢献しうる。ベタンコートは2000-2001年シーズンでビジャ・クララの二塁手および遊撃手としてデビューしている。
2004年までキューバで346試合に出場し、打率.281、出塁率.319、長打率.436、333安打、うち26本塁打を記録しているが、その守備の名人芸は多くの賞賛を得た。
2003年1月に亡命し、メキシコに滞在。その2年後にシアトル・マリナーズと契約し、同チームの一員として同年7月28日に大リーグでデビュー。2013年までプレーした。
この間、カンザスシティ・ロイヤルズとミルウォーキー・ブルワーズとも契約を果たした。9年間で1156試合に出場し、主に遊撃手としてプレー。打率.261、出塁率.285、長打率.388を記録した。
そのもっとも最近の活動は、メキシカンパシフィックリーグのアギラス・デ・メヒカリへの参加だった。
メジャー経験を持つシエンフエゴス出身のエリスベル・アルエバルエナ遊撃手も近々その帰還を公にすると見られているが、その帰還先は彼の故郷ではなく、マタンサスになっていると同チームの新監督アルマンド・フェレールが発表した。
第三国に定住する必要なしにメジャーリーグやカリビアンサーキットでの直接契約を保証する2018年12月のキューバ野球連盟とメジャーリーグとの歴史的協定以降、同様の決断を選ぶ選手が増えているのが注目される。
昨季のキューバリーグには帰還後にプレーした選手が30人以上いたが、キューバ野球当局の関係者が少し前に本紙に語ったところによると、ここ数ヶ月で戻ってきた選手たちを加えると、この数字は2倍近くになると予測され、キューバリーグに参加する能力を持った彼らの中には、カマグエイのレスリー・アンダーソンやグアンタナモのヨイラン・セルセなどマイナーリーグ契約選手たちがいる。
ユニエスキ・ベタンコート
Regresa Yuniesky Riquimbili Betancourt al béisbol en Cuba tras nueve años en Grandes Ligas
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2019-03-29/regresa-yuniesky-riquimbili-betancourt-al-beisbol-en-cuba-tras-nueve-anos-en-grandes-ligas
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