2019年03月16日
米ロックバンド ブロンディ キューバ公演成功
ブロンディのデボラ・ハリー
Cubadebate、2019年3月16日、Jorge Luis Sánchez Rivera記者
ハバナのメジャ劇場での公演は、ニューウェイブ、パンク、ポップロックのジャンルを代表する伝説的バンドが提供する2回のコンサートの1回目がおこなわれた。
豊かなサウンドのレパートリーと、ジャズやロックとアフロキューバン音楽との本格的融合を持つバンドの前座として、著名なキューバ人ミュージシャンのカルロス・アルフォンソが率いるグループ「シンテシス」が登場した。
シンテシスは「オバタラー」「アソジン」「シ・ヨ・フエラ」などの有名曲を披露し、集まったキューバ地元のファンと海外客たちはこのあと偉大なショーに立ち会えることを疑わなかった。
数分間の休憩でステージが準備されたあと、会場は真っ暗になり、魔法にかけられた。
ボーカルのデボラ・ハリーが率い、クリストファー・シュタイン(ギター)、リー・フォックス(ベース)、マット・カッツボーエン(キーボード、シンセサイザー)、トミー・ケスラー(ギター)で構成するグループがステージに登場し、会場は騒然となった。
それから観客たちはみな立ち上がり、両手を宙にかかげ、頭を左右にふり、それぞれの曲のリフレインをみな大声でコーラスした。
「私たちはここにいることを長い間望んでいました。それが実現して感謝しています。みんな幸せですか?」、とデボラ・ハリーが聴衆に尋ねた。
1時間半のあいだ、聴衆は立ったまま、身振り手振りで応援し、バンドが披露したクラシックチューンや、最新スタジオアルバム「ポリネーター」収録曲などさまざまなレパートリーに感謝した。
音がないときでさえ飛び上がりながら歌詞をハミングしていた音楽ファンの聴衆とブロンディとの歴史に残るこの夜のコンサートは、バンドのもっとも有名なシングル曲のひとつ「ハート・オブ・グラス」で締めくくられた。
こうしてブロンディはキューバ人音楽ファンの心をつかみ、73歳のシンガー、デボラ・ハリーは自身の約束を果たした。彼女は開演前、地元のファンたちに対して暖かい挨拶とすぐれたショーをプレゼントすると断言していた。
このように、3年前のおなじころ、英国の伝説的バンド、ローリング・ストーンズの訪問によって名声をはくしたキューバの音楽・文化の歴史に新たな1ページが刻まれた。
ブロンディ公演の席は売り切れ、の表示
ブロンディ
ブロンディ
Blondie regala una emblemática noche musical (+ Fotos)
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/03/16/blondie-regala-una-emblematica-noche-musical-fotos/#.XI0vKckzbIU
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