2019年02月11日
ラサロ・ブランコ アルフレド・デスパイネ インタビュー カリビアンシリーズのキューバチームを牽引
アルフレド・デスパイネ
JIT、2019年2月11日、Duanys Hernández Torres記者
キューバは第61回カリビアンシリーズで優勝できなかったが、その中心選手の2人がベストナインに選ばれた。
ラサロ・ブランコはロッド・カルー・スタジアムのマウンド上ですばらしいピッチングを見せ、今大会のキューバチームの投手陣で勝利(2勝)をあげた唯一の投手となった。
もしそれでも足りなければ、12回を投げて無失点、8奪三振、8安打という数字をあげることができる。ブランコは相手打線を完封し、現時点におけるキューバ最高の投手であることを見せつけた。
大会最終日に本紙はブランコにインタビューし、さらに偉大な同僚である強打者アルフレド・デスパイネの証言も得た。
「カリビアンシリーズに初めて出たとき、私は最優秀右腕投手に選ばれた。今回また同じ栄誉にあずかれたことは個人的に大いに満足している。優勝できなかったことは悲しいけどね」、とブランコはまず口にした。
- すでにいろんなメディアが、あなたは将来カリビアンシリーズの殿堂入りを果たせるだろうと報じている...
これまで3回出場して、4勝1敗といい成績を残している。防御率は1.22だ。自分の名前がとりざたされるのはとても幸せなことだ。すべてはこれまで常に続けてきた献身の賜物だ。
- あなたはパナマにはパナマリーグのチリキーでプレーするためにすぐに戻らなければならない...
実際、今月末には戻らないといけない。でもキューバにはリマでのパンアメリカン大会のためにいるし、五輪予選の最初の大会になるプレミア12に向けて激しい練習をすることになる。それに第59期キューバ野球リーグの開幕以降は二次ラウンド進出を目指してグランマともいなければならない。
デスパイネは、今大会で最高の左翼手になり、4番打者としての機能を十分に果たした。
「個人的な結果については満足しているが、チームの結果には満足していない。パナマのプレーはすばらしく、グラウンドを支配していた。ラス・トゥナスにも、キューバを代表して決勝まで戦ったことに、おめでとうと言いたい」、とデスパイネは外野中堅へのするどいライナーでゲームセットとなった後、語ってくれた。
- この球場のコンディションにも関わらず、あなたはよくボールをミートできましたね...
しっかりミートすることを心がけた。ここではフライを打つとほぼ間違いなくアウトになるとわかっていたから、ライナーを打って、空いたところに落とそうとした。結果は出たよ。なぜなら初日から打席に立って、上にあがったボールは伸びないということに気づいたから。本塁打はほとんど出なかったし、出たのはすべて夜間だった。
- 日本にはいつ戻りますか。
近々戻ってオープン戦に参加することになる。日本リーグでもう1年やれることはとても気分がいい。私はしっかりトレーニングしてきたし、今大会はこれからのための準備にもなった。
今回のカリビアンシリーズでラス・トゥナスの一員となったこの2人のグランマ選手は、キューバを牽引した中心選手となった。マウンド上でのブランコは巨人のようだった。バットを持ったデスパイネは「馬のなかの馬」という自身のニックネーム通りの活躍を見せた。
!Y hubo estrellas cubanas en Panamá!
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=107968
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