2019年01月21日
セペダとデスパイネ カリビアン・シリーズでのキャリアを振り返る
フレデリク・セペダ(左)とアルフレド・デスパイネ(右)
Radio Rebelde、2019年1月21日、Rodolfo Durán Almeida記者
第61回カリビアン・シリーズに出場するラス・トゥナスのメンバー発表を数時間後に控え、国際的にもっとも認められているキューバ野球選手2人、フレデリク・セペダとアルフレド・デスパイネ両外野手の同大会での活躍を振り返ってみる。
フレデリク・セペダは2014年にキューバへ帰還後2回だけの出場ではあるが、通算32打数14安打で.438という高打率を記録している。
2004年アテネ五輪王者で2006年WBC準優勝のセペダは、2015年のピナール・デル・リオ、2018年のグランマの各補強として2回出場している。
2015年サン・フアン大会でピナール・デル・リオの一員として優勝したセペダは17打数8安打、二塁打2本、三塁打1本、7打点を記録した。また2018年はグランマの一員として準決勝に進んだセペダは、15打数6安打、打率.400、二塁打2本、三塁打1本、本塁打1本を記録した。本塁打はドミニカ共和国のアギラス・シバエニャスとの準決勝戦で放った。
このベテラン選手セペダの数字は、同シリーズ5大会に出場している唯一のキューバ選手である強打者アルフレド・デスパイネのそれと対照的である。
デスパイネは2014年にビジャ・クララ、その翌年ピナール・デル・リオ、2016年はシエゴ・デ・アビラの各補強として、そのあとの2年間は自チームであるグランマのメンバーとして出場している。
デスパイネはこのカリビアン・シリーズ5大会において、通算81打数でわずか16安打、打率.198、2本塁打、7打点に終わっている。
ビジャ・クララとの2014年は15打数3安打、打率.200、1本塁打、ピナール・デル・リオとの2015年は24打数8安打、打率.333と打点はゼロだったものの自身最高の成績をあげ、シエゴ・デ・アビラとの2016年は18打数3安打、打率.167、2二塁打、1打点だった。
グランマとの2017年は18打数でわずか2安打しか打てず、1本塁打、4打点で打率は.111に終わった。
ソフトバンク・ホークスの一員として日本リーグ王者となった昨年は、第60回カリビアン・シリーズの舞台グアダラハラに負傷して到着し、わずか6打数で無安打に終わった。
セペダとデスパイネは次回カリビアン・シリーズでキューバ野球新王者チームの補強メンバーとして選ばれる可能性がある。デスパイネは昨年11月から休養中であり、そのため、過去の出場時に起きたように、自身最高のコンディションに届かない恐れがある。
Cepeda y Despaigne en Series del Caribe
http://www.radiorebelde.cu/noticia/cepeda-despaigne-series-caribe-20190121/
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