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2019年01月13日

ペドロ・アルバレス インタビュー サンクティ・スピリトゥスの23歳 プレーオフで快投

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ペドロ・アルバレス

JIT、2019年1月13日、Duanys Hernández Torres記者

ペドロ・アンヘル・アルバレス・ヒメネスは、第58期キューバ野球リーグでの投手陣の新星のなかで抜きん出た存在になった。アルバレスはチームでの最多勝利投手になり、チームが銅メダルを獲得するためのキーマンになった。

この23歳の若者はマウンドに立つと「台風」のようである。それが試合を担う彼のスタイルなのだ。勇気とハートがグラウンドでの彼の人生を象徴している。

本紙は彼にそのスポーツキャリアの詳細について聞いた。

- 野球を始めたきっかけは。

小学4年生のときに父が野球をするスポーツ場に連れていってくれて、そこで打者として始めた。練習して市の大会に出場した。そのあと県大会に呼ばれて、サンタクララのナティージャ・ヒメネス球場で開かれた9歳-10歳の地域トーナメントに代表チームメンバーとして出場した。

- その大会でのあなたのパフォーマンスは皆を驚かせた...

チームの定員は16人で、当初私はメンバーに入らなかったけど、あとから18人に認められて、私は招待選手として入った。大会でも私たちを認めたがらなかったけど、最終的に受け入れられた。

ビジャ・クララ戦の最初の打席は代打で本塁打を打った。結局、私は本塁打と打点の部門でトップになり、MVPをもらった。同カテゴリのキューバ代表になり、ハバナでのパンアメリカン選手権に優勝し、ベネズエラでの世界大会で銀メダルを獲得した。

- ジュニア・カテゴリでのキャリアを聞かせてください...

11歳-12歳カテゴリで、私の最初のコーチであるマイケル・アレマンとともに、投げ始めた。EIDE(スポーツ学校)に入ると、そこにはすぐれたコーチ陣、とりわけオスマニ・ゴンサーレスがいて、彼はいろんなことを教えてくれて父のような存在だった。

13-14歳の代表候補チームにはいたけど、15-16歳とユースではすぐれた成績を出したのに代表チームメンバーにはなれなかった。

- 健康上の問題からいったん野球を離れなければならなかった...

ユースの1年目に両側気胸(肺から空気がもれる病気)を発症して1年間欠場した。私はもう野球ができないと皆が思っていた。ある日私は医師に退院申請をして、いつか死ぬならグラウンドで死ぬつもりだ、と私は医師に言った。

- セリエ・ナシオナルでのデビューはどうでしたか。

デビューは第52期のときで、いま私はすでにサンクティ・スピリトゥスの投手として6年のキャリアがある。あの1年目はU23リーグから移ってきて、準決勝でサンティアゴ・デ・クーバ戦で私は勝利投手になって、ハバナとの決勝戦では優勝まであと2死というところまで投げた。

- 今季のあなたの快進撃の秘訣は。

いつも同じトレーニングをしているけど、今回はバランキージャ大会に向けた特別シリーズに参加して、フアン・デ・ディオス・ペーニャやアディエル・パルマといったすぐれたコーチ陣と取り組む機会を持てた。

また、あこがれの投手であるフレディ・アシエル・アルバレスや、アライン・サンチェスやブラディミール・ガルシアなどのすぐれた投手たちと関わることができた。投げ方について彼らに質問して、多くのことを学んだ。

今季はうまく事が進んだ。ときどき運が味方してくれる。たとえばリードされた状況で救援登板すると、チームが挽回してくれて私が勝利投手になったことが何度かあった。

- ビジャ・クララとのプレーオフ準決勝でのチームの唯一の勝利は、あなたのこれまでの人生最高の試合でした...

プレーオフではもともとロングリリーフの役目としていたんだけど、フアン・デ・ディオス投手コーチに先発を申し出た。受けいれてもらって結果が出せた。

試合の前に父に電話したんだ。心臓発作を患っている父に、落ち着いているように言い、自分は大丈夫、勝てるだろうと伝えた。その心を持ってマウンドに上がり、とんでもないピッチングができた。

- 今後の抱負は。

トレーニングを続けて、全選手の夢であるキューバ代表に選ばれるよう努力すること。キューバ代表の投手になることだ。

- マウンドではいつも感情をむき出しにしますか。

小さなころから、それが私のプレースタイルだ。打者だったときでも。

- サンタ・アナの台風、と呼ばれているのはなぜ。

実際にサンクティ・スピリトゥスのサン・アルカディオにすんでいて、サンタ・アナ公園の近くなんだ。小さなときからそこで好き放題サッカーをして遊んでいる。近所には仲間たちがたくさん住んでいる。その台風というニックネームは、私がマウンドで何度も言ったりきたりするというので、ラジオアナウンサーのオスカル・カスタニェーダがつけたんだ。「やつにもっとも似ているのは台風だ」と言ったらしい。


今季プレーオフ準決勝第四戦 ペドロ・アルバレス完投勝利(2019年1月8日)

Pedro Álvarez: un ciclón desde la lomita
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=101748
posted by vivacuba at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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