2018年12月04日
フレデリク・セペダ 二次ラウンド10本目の本塁打 自身通算295号
オルギンはここ3回のサブシリーズで快進撃を見せ、戦い続けており、今季ペナントレースに大きな彩りを与えている
Radio Habana Cuba、2018年12月4日、Fernando Marinez Marti記者
全日程の3分の2を終えたキューバ野球リーグは今週火曜日(12月4日)、休養日を迎える。直近のサブシリーズでは、プレーオフ進出をめぐる戦いはあまり変わらなかったものの、下位チームが上位チームに3連勝するサブシリーズが2つあった。
オルギンは、オルギン市のカリスト・ガルシア球場でビジャ・クララに3連勝し、大きなニュースとなった。オルギンは昨日(12月3日)、10対1で勝ち、ウルフリード・ガルシアが勝利投手となり、ユニオル・パウミエルが今季12号の本塁打を放った。オルギンはここ最近の9戦で8勝し、プレーオフ進出の順位まで4ゲーム差に近づいている。これは2週間前には考えられなかったようなことである。
もうひとつの大きな驚きは、ラティーノアメリカーノ球場でのインドゥストゥリアレスのラス・トゥナスに対する3連勝である。昨日は12対8で勝った。インドゥストゥリアレスは、二次ラウンドを通して最重量級の打撃陣を抱える相手チームとの3試合で、打棒を爆発させた。インドゥストゥリアレスは日程終了まで本拠地でのサブシリーズを3つ残しているものの、日曜日に先発したエルリス・カサノバ以外、投手陣の働きが良くなく、そのことがプレーオフ進出への道を困難にしている。
唯一3連勝で終わらなかったサブシリーズがサンクティ・スピリトゥスとシエゴ・デ・アビラの対戦だった。シエゴは2連勝したが、この月曜日は0対8で敗れた。ヤリエル・ロドリゲスの好投がロヘル・マチャド監督率いるシエゴの3連勝を阻んだ。シエゴはこれで22勝23敗とし、リーグ順位4位につけている。打撃陣でもっとも重要な出来事は、フレデリク・セペダの今季13号本塁打だった。セペダは二次ラウンド10本目のこの本塁打で、二次ラウンドの本塁打部門トップについた。またこの本塁打は自身の通算295本目であり、あと4本でホアン・カルロス・ペドロソを抜いて、木製バットでの史上最多本塁打王になる。元ラス・トゥナスのペドロソは木製バットで292本塁打を放っており、一方セペダは木製バットでここまで289本塁打である。
ビジャ・クララ対オルギン 第3戦(2018年12月3日)
ビジャ・クララ対オルギン 第2戦(2018年12月2日)
ラス・トゥナス対インドゥストゥリアレス 第3戦(2018年12月3日)
Serie Nacional de Béisbol: barren los sotaneros y se cierra el campeonato
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/178104-serie-nacional-de-beisbol-barren-los-sotaneros-y-se-cierra-el-campeonato
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