2018年11月10日
ジェットブルー ボストンからハバナへの運行開始 同社キューバ航路4ルート目
ジェットブルー、ハバナ・ボストン間の運航開始
Cubadebate、2018年11月10日、José Raúl Concepción記者(文), Abel Rojas Barallobre記者(写真)
米国の航空会社ジェットブルーはキューバと米国間の新たな就航を開始した。ドナルド・トランプ政権によるキューバに対する反動政策や、ジョン・ボルトンによって最近発表された政策にもかかわらず、今回の新たな就航は、米国民のキューバを知ることへの興味や、米国企業によるキューバ市場への関心の増大を示している。
2016年にジェットブルーは、50年以上ぶりにキューバと米国間の商業定期便を運行する最初の航空会社になった。同年、米国とサンタ・クララ、カマグエイ、オルギン、ハバナへの運行を開始した。
キューバにおけるジェットブルーの総支配人ラウル・アルカサールは、「ここ2年間でわれわれのキューバ社会との関係は繁栄し続けている。われわれのキューバへのコミットメントは強化されてきた。ボストンの人びとに、キューバの豊かな歴史や文化を結びつけることに、われわれはとても興奮している」、と説明した。
ジェットブルーはこれで、メイン、ニューハンプシャー、バーモント、マサチューセッツ、ロードアイランド、コネチカットの6州からなる米国の地域「ニューイングランド」とキューバ間の直行便を提供する唯一の航空会社になった。
ジェットブルーにとってこの新ルートは、ニューヨーク、フォートローダーデール、オーランドに続く4ルート目となり、ジェットブルーは、米国の4都市からハバナをつなぐ最初の航空会社にもなった。
ジェットブルーの国際空港部長ギセル・コルテスは、「今回の新たなルートの就航は、わが社にとって大きな誇りの源である」、と説明した。
一方、ホセ・マルティ国際空港第3ターミナルのオマール・ゴスリン所長は、以下のように語った。
「今回の航路は、米国の航空会社にとってキューバ市場が両国の利益にもたらす可能性の一例であり、また、
米国政府がキューバに対してとろうとしている反動政策とは異なる形の両国関係を通じた、米国のセクターや企業、機関によるトライの雄弁な表れである。」
今回の第一便では125人の乗客が到着した。ジェットブルーは今年5月にこの新ルートを発表していた。この発表時にジェットブルーの商業企画執行副社長マーティ・セント・ジョージは、「50年以上ぶりに米国・キューバ間の商業便を運航する最初の航空会社として、ニューイングランドとハバナ間の直行便を提供する初の航空会社にもなることを、とても誇らしく感じている」、と語っていた。
ボストンからの初の直行便でおよそ125人の乗客がハバナに到着した
ボストン・ハバナ航路開始のテープカットをおこなう、ホセ・マルティ国際空港第3ターミナルのオマール・ゴスリン所長(中央)と、ジェットブルーの国際空港部長ギセル・コルテス(左)
これでジェットブルーは米国の4都市ニューヨーク、フォートローダーデール、オーランド、ボストンからハバナへのフライトを運行している
Boston-La Habana, primer vuelo directo entre Cuba y Nueva Inglaterra
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/11/10/boston-la-habana-primer-vuelo-directo-entre-cuba-y-nueva-inglaterra/#.W-e_OdIzbIU
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