2018年10月05日
アルフレド・ファドラガ インタビュー 19歳の有望新人捕手 シエゴ・デ・アビラの優勝を目指す
アルフレド・ファドラガ
JIT、2018年10月5日、Duanys Hernández Torres記者
アルフレド・ファドラガはキューバ捕手のもっとも有望な選手の一人である。19歳の若さで、その打撃力を発揮しており、すでに7本塁打を放ち、最高レベルでの成功したキャリアを開始したようだ。
この選手は、ロヘル・マチャド監督から与えられた機会を生かし、キューバ最高のチームのひとつであるシエゴ・デ・アビラでの道を切り開いている。
そこで本紙は数日前にこの選手にインタビューし、リーグでのここまでの活躍や、それ以前のことなどについて語ってもらった。
- いつ、どのようにして、野球を始めましたか。
8歳のときにシエゴ・デ・アビラで始めた。私の父のお祝いで、野球のグラウンドに行った。父のおかげで野球への道が始まったんだ。
- ずっと捕手でしたか。
はじめは外野手と投手をやっていた。捕手を始めてからはもう10年が立つ。捕手に興味があったのは私にとって試合でもっとも美しいポジションだからだ。厳しいトレーニングをおこない、多くの犠牲をはらってここまでたどり着いた。
- ジュニアカテゴリでの経験はどうでしたか。
とても小さいときから県チームに所属していた。私の最初のキューバ代表候補は11歳のときで、中華台北での大会に向けたものだったが、私は代表に選ばれなかった。
そのあと13~14歳のときにU15にカテゴリの変更があり、その最初の年に今度はコロンビアでの大会に向けた代表候補に参加したが、これも代表にはならなかった。最終的にキューバ代表に選ばれたのは、2014年のメキシコでのU15世界大会で史上初の王者になったときだった。
- ユースではひじょうに活躍しましたね...
私のスポーツキャリアのなかでひじょうに大きな時期だった。1年目でリーグの打撃リーダーのなかに位置し、日本の大阪での世界大会への代表候補に選ばれた。しかしまた代表には漏れた。次のシーズンにメキシコで開催されたパンアメリカン大会の代表には選ばれて、米国に負けて2位に終わった。
最後のユースシーズンにはU23のカンナムリーグに出場し、全15試合中13勝した。そのあとカナダでのユース世界大会ではスーパーラウンドでわれわれは不調で6位に終わった。
- セリエ・ナシオナル(成人リーグ)への移行はどうでしたか。
キューバで最高レベルの野球であることは間違いない。かなり急激な変化だ。よりスピードがあり、これまで見たことがなかった投球を持ったレベルの高い投手陣がいる。適応するのは困難を強いる。
- でもあなたは1年目から評価できるパフォーマンスをしています...
シエゴ・デ・アビラは監督やトレーナーを中心に、リーグに立ち向かうために、かつてなかったほどのすぐれたトレーニングをおこなった。それで結果が出せている。私の場合は、変化の急激さを考慮して、とても努力した。
- これまで起用されてきた指名打者という役割に慣れていますか、それとも守備を好みますか。
守備が好きだというのは否定しないけど、チームが私を指名打者として必要なら、最大限にその役割を果たす。ほかの役割を与えられれば、しっかりそれをおこなうよう努める。
- 抱負は。
個人的にはキューバ代表に加わりたい。チームの観点からいくと、シエゴ・デ・アビラで王座につきたい。これ以外の目標はない。われわれはそのためにひじょうに厳しく取り組んでいる。
Fadraga: el poder detrás de la máscara
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=89088
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8178668
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック