2018年09月27日
アルフレド・ファドラガ インタビュー いつか私の時代が来る シエゴ・デ・アビラの新星捕手19歳
アルフレド・ファドラガ
Granma、2018年9月27日、Freddy Pérez Cabrera記者
19歳のシエゴ・デ・アビラの捕手アルフレド・ファドラガ・ペレスは、キューバ野球の有望な才能である。体重100kg、身長183cm、すぐれた手と力を持った若者は、毎日は試合に出場していない。
この野球選手の価値を理解するには、今週火曜日(9月25日)までに積み重ねられた彼の成績を振り返るだけで足りる。わずか73打数で、すでに7本塁打を放っており、その本塁打率10.4はリーグ2位である。彼の21打点をチームのなかで上回っているのは、オスバルド・バスケスのみであり、長打率.575はチームトップである。
この数字だと、2017年にカナダで開催されたユース世界選手権のキューバ代表チーム4番で捕手のファドラガは、今季リーグのほかのいくつかのチームではレギュラーだったろう。彼のチームでそうならないのは、オスバルド・バスケスという正捕手がその前にいるからである。
彼がビジャ・クララにいる時間を利用して、本紙は彼の軌跡をさらに詳しく知るために、この新星とのインタビューに出向いた。
- はじめの野球とのかかわりは。
私は今の成人チームに入るまで、児童やユースなどすべてのカテゴリーを通じてアカデミーの野球選手だ。このスポーツに私がいるのは父アルフレドのおかげだ。父がはじめて野球のグラウンドに連れて行ってくれた。
- どのようにして捕手になりましたか。
はじめのころは外野手で、そのあと投手を試したけど、私の頑丈さからコーチ陣が捕手に移動することを決めた。実際それは私のもっとも注意をひくポジションだった。
- キューバ人捕手のなかで一番あこがれているのは誰ですか。
アリエル・ペスターノのプレーの仕方に見入っていた。彼は捕手の名人だと思う。また現在の監督ロヘル・マチャドのほか、もう一人のスター捕手フアン・カストロもとても好きだった。
- これまでずっとホームランバッターでしたか。それとも特別なトレーニングの成果ですか。
すべてのカテゴリで私はすぐれた打者だった。生まれ持った才能だ。ただトレーニングも成長に貢献している。本塁打についていうと、私はそれを狙いに行くのではなく、ボールをミートするよう心がけている。そうするとあの打棒が生まれ、とてもうまくいっている。今季は本塁打に特化した目標は考えていない。
- そのような結果を出しながら、ベンチに控えているのは苦しいですか。
正捕手がオスバルド・バスケスであるべきなのは理解している。いつの日か私の時代がくるだろう。いまは監督が与えてくれる機会をそのつど生かし、可能な限りのことをおこなうよう努めなければならない。
- 左投手と右投手とではどちらがうまく打てますか。
左投手のほうが少しいいけど、右投手に対しても悪くはない。バッターボックスに入ったら、誰が投げているかは関係なく、いい当たりを出すことだけに集中するようにしている。
シエゴ・デ・アビラ対グランマ(2018年9月19日)
ファドラガはスタメン7番捕手でフル出場し、3回に今季7号となる2点本塁打(開始開始位置設定済み)
Alfredo Fadraga, puro talento
http://www.granma.cu/deportes/2018-09-27/alfredo-fadraga-puro-talento-27-09-2018-22-09-29
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