2018年09月26日
ヨスベル・スルエタ インタビュー ビジャ・クララの大器20歳
ヨスベル・スルエタ
JIT、2018年9月26日、Duanys Hernández Torres記者
ヨスベル・スルエタは大きな才能を持ったキューバ人投手の1人である。このビジャ・クララの選手は、その若さにもかかわらず、これまでの国際大会や、2シーズンのキューバリーグにおいて、本領を発揮している。
わずか18歳でキューバリーグにデビューしたスルエタは、補強選手としてすでにリーグ王者になっている。そのキャリアは始まったばかりだが、この落ち着きのある投手はマウンドで質を見せつけている。そのスポーツキャリアについて話を聞いた。
- いつ野球を始めましたか。
とても早かった。いつも野球が好きで、やったことのある唯一のスポーツだった。地元のレメディオス市で6歳のときに始めて、長年子どもに野球を教えている老年のコーチがいた。ホルヘ・フェルナンンデスという人で、皆は彼のことを「チュペタ」と呼んでいた。そのあとレメディオス市の先生たち何人かとトレーニングをした。
- ジュニアカテゴリでのあなたのキャリアはどうでしたか。
9〜10歳カテゴリから県代表チームのメンバーになって、全国大会で銀メダルも獲得した。11〜12歳と13〜14歳カテゴリではキューバ代表候補にも選ばれて、後者カテゴリのときにエクトル・ルイス・ペレスEIDE(スポーツ学校)に入学した。そうやってさらに真剣なキャリアを開始した。
- あなたはビジャ・クララ野球界における歴史的世代の一員となりました...
幸運にもいまビジャ・クララのチームのメンバーとなっている数人の選手たちと同期になった。13〜14歳カテゴリでは銀メダルだったが、15〜16歳カテゴリとユースカテゴリでは全国王者になった。しかもユースのときには一次ラウンド33勝3敗という記録を打ち立てた。
多くの才能が集まった代表チームで、パブロ・ギジェン、エドゥアルド・ロドリゲス、ヘスス・オリベラ、フアン・カルロス・ロペス、ライデル・ペドラサといったキューバ代表メンバーになった選手がいた。
- キューバリーグに参加する前には、何の国際大会に出場しましたか。
海外での最初の大会はコロンビアのバランキージャでのU15パンアメリカン大会で、2位に終わった。そのあとメキシコでのU18大会に出場し、これも銀メダルで終わったけど、2勝0敗、無失点で大会最優秀投手になった。
- キューバリーグへの参加は。
はじめはチームの控えだったけど、二次ラウンドからパブロ・ギジェンと一緒に昇格した。出場して先発としていい結果をあげた。
- きみは若いが、すでにグランマへの補強選手として王者になった...
あれはとても素敵な経験だった。自分自身初めてのプレーオフで、満員の球場で投げて、プレーオフでのプレッシャーを感じた。王座獲得のためにできる限りしっかり投げてチームの力になるよう努めた。
- わずか19歳でカンナムリーグに参加する代表チームに召集されました。そのときの経験を話してみて。
あれは初めての成人チームでの代表だった。移動が多く、その距離も長い、レベルの高いリーグに向けて、とても厳しい準備をおこなった。成人チームの多くの投手と交流し、それでキューバリーグに立ち向かう自信を得た。
- パナマでのU23パンアメリカン大会では調子がよくなかった...
チームが機能せず、世界大会への出場4枠に入れなかった。私はコロンビア戦で4回2/3を投げて、4対1とリードした時点で降板した。
そのあとのメキシコ戦では立ち上がりが悪く2回1/3で降板した。自分にとってもチームにとってもいい大会ではなかった。
- 個人の目標と、チームとしての目標は。
昨季はキューバ代表候補に再度選ばれる可能性があった。バランキージャ大会に向けた特別シリーズのあと、その中米カリブ選手権前の強化試合ツアーに参加したけど、海外チームにいた選手が戻ってきたら、私はメンバーから外された。今季はしっかり投げているし、チームの好成績の力になっている。チームの活躍、これがいちばん大事なことだ。二次ラウンド進出を目指している。
個人目標としては、キューバ代表チームに復帰したい。今年はいくつか国際大会があるし、どれかに参加できることを期待している。
Zulueta: El futuro desde la lomita
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=89025
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8144491
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック