2018年08月24日
キューバ史上最高の歌手ベニー・モレーの生誕99周年を祝う シエンフエゴス
ベニー・モレーの帽子
Radio Rebelde、2018年8月24日、Mireya Ojeda Cabrera記者
ベニー・モレーとして知られ、「リズムの怪物」、「キューバ最高のソネーロ(ソンの歌い手)」の異名をとったバルトロメー・マキシミリアーノ・モレーは、キューバ中南部シエンフエゴス県のサンタ・イサベル・デ・ラス・ラハスという集落で生まれたキューバ人歌手・作曲家だった。この8月24日に生誕99周年を迎える。
ステッキをもったムラート(黒人と白人の混血)は、キューバ文化を運ぶ象徴的存在だった。彼は米国、コロンビア、メキシコ、パナマ、ベネズエラ、ハイチ、その他の大都市で公演した。
彼はまた、国内に多数ある美しい場所、バラデロ、シエンフエゴス、サンティアゴ・デ・クーバ、マンサニージョ、サンタ・イサベル・デ・ラス・ラハスに向けて歌った。
「ボニート・イ・サブローソ」、「コモ・フエ」、「マタ・シグアラージャ」、「ケ・ブエノ・バイラ・ウステ」、「シエンフエゴス」、「サンタ・イサベル・デ・ラス・ラハス」、「マラカイボ・オリエンタル」、「コノシー・ラ・パス」、「シグアラージャ」といった彼の楽曲は、いまなお聴かれ続けている。
1.8メートルの彫刻とともに生き続けるこのアーティストは、シエンフエゴスやキューバ、そして世界にとっての誇りである。
彫刻家ホセ・ビジャは、このアーティストが帽子をかぶり、ズボンのポケットに片手を入れ、もう一方の手でステッキを握りながら、シエンフエゴスのパセオ・デル・プラドとブレバールの中心街をまるで歩いているかのように表現している。
この人物の人生、動き、活力は死んでいない。キューバ国民の記憶のなかに生きている。家族や友人、住民たちによってきょう(8月24日)、サンタ・イサベル・デ・ラス・ラハス墓地にある、国の記念碑となっている彼の墓前まで、巡礼がおこなわれる。
1963年2月19日にハバナで彼の命を奪った病気からその身体を守り抜いてきた99年間となる。
このニュース記事音声はこちらから。
ベニー・モレーのギター
ベニー・モレーの彫像
Benny Moré en sus 99 años sigue vivo en el pueblo
http://www.radiorebelde.cu/noticia/benny-more-sus-99-sigue-vivo-pueblo-20180824/
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