2018年08月21日
サンクティ・スピリトゥスで日本文化週間開催 キューバ
Escambray、2018年8月21日、PL
サンクティ・スピリトゥスでの第四回日本文化週間が、きたる木曜日(8月23日)から日曜日(8月26日)まで開催される。キューバへの日本移民120周年記念の一環である。
プログラムによると、同イベントはグアジャベーラの家、県文化芸術局、社会プロジェクト「オタクSS」が組織し、駐キューバ日本大使館が協賛する。
その中心テーマは、日本文学と、その視覚芸術における影響、である。
ハバナの各機関に属する著名ゲストたちが、マンガデッサン、キューバのカートゥーンにおける起源とその現在の影響、日本の視覚芸術の表現としての発展などに関するシンポジウムに参加する。
また、この文化週間では、日本の伝統舞踊と、そのキューバでの現在の存在についても話し合われる。
ほかにも「日本社会における神仏習合」、「ヒスパニック系カリブ社会における東アジア人のなかの日本人」という2つの会議が催される。
このイベントの本部となるグアジャベーラの家では、ラテンアメリカやキューバにおける日本の哲学思想の存在と起源についての討論もおこなわれる。
同週間では、同市のコンラード・ベニテス・サロンで、日本現代映画祭も開催される。同市は1514年にスペイン人征服者たちによって建立され、東ハバナからおよそ350kmの地点にある。
1898年9月に最初の日本移民団がキューバに到着し、現在はおよそ1200人の日系人(子孫)がさまざまな面から社会の発展に寄与している。
1614年に日本のサムライ、支倉常長はキューバの地を踏んだ日本人第一号となった。
Acogerá Sancti Spíritus jornada de la cultura japonesa
http://www.escambray.cu/2018/acogera-sancti-spiritus-jornada-de-la-cultura-japonesa/
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