2018年08月08日
シエンフエゴスでの少女暴行殺害事件の公判終了 判決宣告へ キューバ
シエンフエゴス県人民裁判所
5 de Septiembre、2018年8月8日、Magalys Chaviano Álvarez記者
シエンフエゴス社会を震撼させた昨年9月の少女暴行殺害事件の被告人3人に対する公判が8月8日(水)、終了した。
今からおおそ10ヶ月前の2017年9月にシエンフエゴス住民を震撼させた事件の裁判は2日間、18時間以上もの長時間をかけて、40人以上の証人の証言がなされ、3人の暴行殺害容疑者の罪状に関する証拠文書が提出された。
証拠の確認と証人たちへの聞き取りがなされ、被告人たちによって重ねられた犯罪を明らかにした長期間の調査過程については、担当検察官によって詳細が述べられた。検察官は、テクノロジーに基づき、捜査技術を用いて、いかに司法手続きを開始するための結論に達したかを、そこで明らかにした。
裁判はなべて平穏に進行した。3人の被告人は弁護人たちに付き添われた。彼らのあらゆる権利は尊重された。法廷開始前に、被告人とその代理人たちは、法廷憲章に宣誓した。そこには3人の職業裁判官と2人の一般裁判官が出席した。
法廷では被告人3人の安全と権利が尊重され、当事者たちの声を聞き、犯罪・法医学の専門家たちの発表があり、あわせて事件を国民に伝えるという使命で行動する人間たちの要請にも対応された。
今回の非公開の公判には、限られた人数の、犠牲者と被告人たちの家族が出席し、安全対策がとられたが、そこには本紙も立ち会った。これは前例のないことであり、そこでわれわれが国民の目と耳になるという、情報のソースとともに達成すべきすぐれた関係性の発露である。
検察官と弁護人による弁論のあと、裁判は判決にむけて終了した。これから裁判官たちは判決宣に7日間、当事者たちへの通知に5日間要する。判決に対して、被告人または検察は、人民最高裁判所の刑事法廷で上訴の申し立てをすることができる。
キューバ刑法第263条は、残虐的な衝動行動または残忍な凶悪行為によって人を殺した者には、懲役15年から30年、または死刑を定めている。
レイディの命は決して戻ってこないが、シエンフエゴスの人びとは殺害犯に法のすべての重みがかかることを信頼している。
Finalizó el juicio a los tres acusados por los delitos de violación y asesinato
http://www.5septiembre.cu/finalizo-el-juicio-a-los-tres-acusados-por-los-delitos-de-violacion-y-asesinato/
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