Periodico 26、2018年8月9日、Dubler R. Vázquez Colomé記者
第58期キューバ野球リーグ開幕戦でラス・トゥナスは、最終回に遅ればせながら4得点をあげ反撃したものの、序盤3イニングでの失敗が重く響き、7対8でグランマに敗れた。
両チームともに起伏の大きかったこの試合は、ラス・トゥナスの激しい攻撃で開始され、初回にホルヘ・ジョンソンとヨスバニ･アラルコンの連打で、今季の初得点が記録された。
しかし、昨季王者のグランマはマルティレス・デ・バルバードス球場のファンを前に、黙っていることはなく、ラス・トゥナスの先発ヨエルキス・クルースからすぐに2点を返した。
ラス・トゥナス投手陣リーダーのクルースは、さらに3点を奪われ、7安打自責点5で、2回途中で降板した。救援したホセ・アディエル・モレーノは2安打、1四球を与え、ほとんど持ちこたえることができず、継いだヨアン・アントゥネスは4回まで投げたが、決定的と思われる3得点を許した。
カルロス・マルティ率いるグランマチームは、ラス・トゥナスの右腕ケニエル・フェラーがマウンドに上がったとき、8対2と大きくリードしていた。フェラーは継投したロドルフォ・ディアスとともに、序盤4イニングで12安打を放ったグランマ打線にブレーキをかけた。
この投手陣の安定によってパブロ・シビル率いるチームは9回まで試合を維持することができたが、ただ悪運によって驚異的な追い上げを阻止された。無死満塁からユニエスキ・ラルドゥエトの二塁打で6対8とし、昨季首位打者のホルヘ・ジョンソンを迎えたラス・トゥナスは同点に向けて目前だった。
しかし、この決定的な場面で、幸運はグランマチームの側についた。ヒット性の強烈なライナーは奇跡的に救援投手ホセ・ダニロ・ペレスのグラブにおさまり、二塁走者も刺され、ダブルプレーとなった。このあとパスボールでラス・トゥナスは7点目をあげたが、続くダネル・カストロは遊撃ゴロに倒れ、試合終了となった。
地元グランマの先発セサル・ガルシアは勝利投手になった。ヨエルキス・クルースは今季1敗目を喫した。
今週金曜日（8月10日）は左腕ユディエル・ロドリゲスがラス・トゥナスの今季初勝利を目指し、フリオ・アントニオ・メジャ球場でロス・インディオス・デ・グアンタナモと対戦する。
キューバTV グランマ対ラス・トゥナス 今季開幕戦（2018年8月9日）
58 Serie Nacional: Las Tunas se queda a un paso de la remontada en el juego inaugural
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