2018年07月06日
チェ・ゲバラのボリビア日記の秘密を解明するドキュメンタリー作品「オペラシオン・ガベタ」公開
Radio Habana Cuba、2018年7月6日、PL
チェの日記のキューバへの到着についての謎を解き明かし歪曲を取り除くドキュメンタリー作品、「オペラシオン・ガベタ」が今週金曜日(7月6日)、ハバナで発表された。
このドキュメンタリーは、リカルド・アネイバという人物の存在を明らかにしている。彼は、ボリビアでの米中央情報局(CIA)技術局長であった人物で、ボリビア大統領レネー・バリエントスによる独裁政権下の出来事の主人公の一人である。
35年間の沈黙の後、アネイバはCIAが犯した干渉と攻撃の過程と、未編集の日記のフォトコピーをハバナに持ってくるために起きた真実について、世界に明らかにすることを決断する。
彼とともに、当時のボリビア内相アントニオ・アルゲダスと、新聞記者ビクトル・サニエルが登場する。両者ともこの出来事の関係者である。
キューバ人研究者フロイラン・ゴンサーレスとアディス・カプル・レジェスが製作したこの映像作品は、エルネスト・ゲバラ司令官と、1968年に起きた行動に関わった男たちへの、ラテンアメリカ側からの追悼である。
今回の発表会には、駐キューバのボリビア大使フアン・ラモン・キンタナが出席し、国民の尊厳のための疲れ知らずの闘争者であるボリビア人とキューバ人を称えるドキュメント作品である、と形容した。
その意味で、大使はこの作品に関わった人びとを祝し、両国がCIAの汚れた手によっていかに秘密裏に支配されているかを明らかにする、こういった内容のプロジェクトに引き続き取り組んでいくことを呼びかけた。
大使によると、この作品は、われわれの現実を理解するのに役立ち、現在、ベネズエラやニカラグアのような国々、そしてラテンアメリカ全土に現れている野蛮な帝国主義と闘うための警戒をわれわれに維持させる。
そこでこの作品は、7月15日から17日にかけてハバナで開かれる第24回サンパウロ・フォーラム総会で披露される、と大使は述べた。
チェ・ゲバラ
Presentan documental sobre la llegada del Diario del Che a Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/cultura/166324-presentan-documental-sobre-la-llegada-del-diario-del-che-a-cuba
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