2018年06月24日
イスラ・デ・ラ・フベントゥ初優勝 U23キューバ野球リーグ
JIT、2018年6月24日、Duanys Hernández Torres記者
第5期U23キューバ野球リーグ決勝戦の最終戦は、イスラ・デ・ラ・フベントゥが接戦の末ラス・トゥナスを4対3で下し、初の王座についた。
ラス・トゥナスは初回、イスラの遊撃手エディー・ロドリゲスの失策により先制した。イスラは2回裏にラス・トゥナスのフェリペ・ゴンサーレス捕手の送球エラーから同点に追いついた。
ラス・トゥナスはひるむことなく、3回に2点を加えた。非常に神経を使う、見通しの読めない試合だった。
このようにしてラッキーイニングと呼ばれる7回まで3対1のままだったが、その7回にイスラは試合を決める3点を奪った。
イスラは満塁とし、ラス・トゥナスの守護神ロドルフォ・ディアスからホセ・ルイス・ブリングとジョン・ハーディが二連打し、決定的な得点をたたき出した。
ラス・トゥナスは11残塁で、得点機を逃したことが敗北につながった。アジアの野球手法はウリセス・シントラ監督に結果を与えなかった。
シントラ監督は試合序盤に4回バントの指示を出したが、ほとんど結果が出なかった。
イスラの勝利の鍵となる、試合の転換点となった場面が二度あった。
3回に二人走者を置いてのジョン・ハーディのすばらしい守備は、相手チームに傾きかけた試合を奪い取った。
4回には先発ジョナタン・カルボーが無死満塁のピンチを無失点で切り抜けた。
ラス・トゥナスは、次打者がチームの4番打者デニス・ペーニャという場面での右翼への浅い打球で、走者フェリペ・ゴンサーレスを本塁に走らせた判断が、とても議論を呼ぶものとなった。
イスラの監督ディオエル・レジェスにとっては、先発投手にすべての信頼を寄せたことが、大きな鍵となった。先発カルボーはつねにピンチを招きながらも、8回まで3失点、8安打、4三振、無四球に抑えた。
ラウル・ギジャルテは最終回、ラス・トゥナスの3人の打者を退け、自身14個目のセーブをあげた。
イスラは堂々とした戦いぶりでチーム史上初のリーグ制覇を果たした。選手たちは王座目指して休みなく戦った。おめでとう、王者よ!
キューバ野球リーグU23決勝戦第五戦(キューバTV)
La Isla y el primer campeonato de su historia
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=52481
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