2018年04月03日
第三者の荷物の違法持ち込みに注意喚起 キューバ税関
Cubadebate、2018年4月3日、Lisandra Romeo Matos記者
キューバ税関(AGR)はきょう(4月3日)、認可されていない代理店の荷物を支払いと引き換えに持ち込む危険性について、キューバ渡航者に注意を喚起した。薬物や武器、危険な物質が含まれている可能性があるためだ。キューバ税関が公式サイト上で発表した文書によると、これまで繰り返し注意を喚起しているにもかかわらず、自身の荷物として禁止物品を知らずに運び込み、違法行為を犯すことになる旅行者が後を絶たない。
これまで明らかになったケースでは、キューバまたは出発国の法律を遵守することなくこの活動に従事する運送代理店による支払いと引き換えに、旅行者が荷物の中身を知らずに持ち込んでいる、と税関の文書は説明している。
荷物を受け取るとき(出発地の航空会社によってすでに梱包、発送されている場合)、旅行者はその物品の性質を把握しておらず、キューバ側の受取人も同様である、とAGR(キューバ税関)は述べている。
代理店による第三者のための物品を取り扱った場合、その持込は商業的性格を持つことになるが、それはキューバの税関規則で禁止されており、もしそれ以上の余罪がなければ、没収の行政処分を受けることになっている、と税関の文書は説明している。
キューバ税関は旅行者に対して、入国手続きの迅速化のため、認可されていない代理店がその商業的利益を得るために促進している物品の違法持ち込みのネットワークに加わらないことを推奨している。
キューバ税関はその文書のなかで、会社名称は明示していないものの、複数の国でこの活動に不法従事する代理店を特定しており、これらのケースを感知次第、職責に応じて対応している、と述べている。
旅行者は自身の荷物の性質から生じる責任を負っており、運んでいる内容を知らないことは、その犯した犯罪を免除することにはならず、その処分を軽くするものでもない。キューバの法律はこのように規定している。
Alerta Aduana cubana sobre transportación de paquetes de terceros sin conocer el contenido
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/04/03/alerta-aduana-cubana-sobre-transportacion-de-paquetes-de-terceros-sin-conocer-el-contenido/#.WsRjTtTFLIU
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