2018年03月19日
オリーシャス 18年ぶりの母国キューバ公演実現 3月24日 ワールド・ミュージック・フェスティバル最終日
Cubadebate、2018年3月19日、ACN
キューバの歌手エメ・アルフォンソが主宰するハバナ・ワールド・ミュージック・フェスティバルの最終日3月24日のコンサートに、キューバ・ヒップホップ界のもっとも代表的なバンド、オリーシャスが出演し、自己の楽曲「クーバ・イスラ・ベージャ」(美しき島キューバ)を世界で初めて生演奏する。
キューバで演奏しなくなって18年になるオリーシャスのメンバー、ヨトゥエル・ロメロはきょう(3月19日)、キューバアートファクトリー(FAC)での記者会見で、ハバナのメトロポリターノ公園で夜中の12時からおこなわれるコンサートには、この曲の録音に関わったすべてのアーティストが参加する、と発表した。
ロメロは会見で、フェスティバルに招待してくれたエメ・アルフォンソに感謝を表明し、オリーシャスは以前から、郷愁によって作られた「ア・ロ・クバーノ」、「アトレビード」、「537キューバ」といった楽曲をハバナで演奏したいと願っていた、と語った。
アルフォンソは、今年5回目となる毎年恒例のこのフェスティバルは、3月22日から24日にかけてハバナで開かれ、キューバ内外のアーティストおよそ20組が出演する、と発表した。
海外からのゲストには、英国、エクアドル、プエルト・リコ、オーストラリア、ドイツ、モザンビークといった国々から、ロロ・ロビーナ、スウィング・オリジナル・モンクス、ヘンリー・コールとビジャ・ロクーラ、ザ・チキン・ブラザーズ、ラ・バンダ・モリスカ、ガトー・プレート、マリナー(オホス・デ・ブルーホ)らがいる。
キューバ側からは、シンテシス、ダビッド・ブランコ、アイデエ・ミラネス、トケス・デ・リオ、インテラクティボといった代表的アーティストのほか、音楽教育を受けていない若者たちのつくる音楽を促進するためにハバナ・ワールド・ミュージックが主導して創設したコンクール「プリメーラ・バセ」の受賞バンドであるシマファンク、オープンド・マインド、バンデーラも演奏する。
また関連イベントとして、過去4回のフェスティバルに関する二つの展覧会が開催される。ひとつはホテル・ハバナ・リブレで開かれる写真展、もうひとつはFACでのアーティスト、エデル・モラによるグラフィックデザイン展である。また、カポエイラとアフロビートによるダンスのワークショップも開かれる。
ヨトゥエル・ロメロの会見の模様
エメ・アルフォンソの会見の模様
クーバ・イスラ・ベージャ
ア・ロ・クバーノ
アトレビード
537クーバ
Orishas cerrará el festival Havana World Music
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/03/19/orishas-cerrara-el-festival-havana-world-music/#.WrJC6NTFLIU
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