2018年03月16日
フアン・ミゲル・エチェバリア 今季屋外世界最高の8m40で優勝 キューバ国内大会
フアン・ミゲル・エチェバリア
Cubadebate、2018年3月16日、PL
キューバの走り幅跳び選手、フアン・ミゲル・エチェバリアはきょう(3月16日)、8メートル40の跳躍を記録し、先日の世界室内陸上での王座がフロックでないことを示した。
19歳のエチェバリアは、カマグエイのラファエル・フォルトゥン競技場での大会で、屋外での今季世界最高記録を出した。英国バーミンガムでの世界室内陸上で8メートル46を跳び、金メダルを獲得したあと、好調ぶりを改めて見せつけた。
ただし、数ヶ月前から彼のトレーニングを担当しているコーチのダニエル・オソリオによると、これらの結果は何ら驚きではない。
「彼は理想の身体を持っている。数年前に彼がまだカマグエイにいたときから、彼の進化を身近に見てきた。」、とコーチはプレンサ・ラティーナ通信の独占取材に答えた。
「彼は昨年8メートルを超えるとてもすぐれた跳躍を見せたので、いつか爆発的な結果を出すだろうと予想していた。」、と同競技の代表チームコーチは述べた。
昨年夏の世界陸上ロンドン大会での目立たぬ成績で少年カテゴリーでの活動を終えたあと、エチェバリアは成人カテゴリーでオソリオの監督を受け、精神面でのトレーニングに集中した。
「われわれは競走上の不安をコントロールすることに力を入れて取り組んだ。それは当時、若さや未熟さのためにコントロールできていないものだった。」、とコーチは説明した。
「この点で彼は大きく変わった。とてもしっかりね。だからこそ人びとは彼の結果に沸いたのだ。」、と述べた。
フアン・ミゲル自身は次のように告白した。今季世界第三位の成績で世界室内陸上を迎え、「だからメダルを獲得する期待を持って、それに対する準備はできていると感じていた。はじめから唯一の強敵は(南アフリカのルボ・)マニョンガだとわかっていたから。」
「彼と対決するのは二度目だった。われわれは数週間前にフランスで知り合っていて、そこで世界室内陸上とものすごく似た戦いをした。そのときは彼が最後の跳躍で少しだけ僕に勝ったんだ。」、とエチェバリアは回想した。
しかし、人生は常に二度目のチャンスを与えてくれる。世界大会でキューバ選手エチェバリアは、見事な一連の跳躍を見せ、5回の試技中4回の跳躍で8メートルを超えた。
うち2回は自己最高を記録し、その最後の跳躍でマニョンガを2cm、米国のマーキス・デンディを4cm上回った。
一方、キューバ陸上コミッショナーのアグスティン・アブリルも、エチェバリアの結果に驚きは見せなかった。
「あのレベルの高い大会での金メダルには驚かされたかもしれない。世界陸上ロンドン大会の王者と、前回の世界室内陸上の王者がいたからね。でも彼は非常に好調だったし、よいパフォーマンスを予想していたよ。」、とコミッショナーは振り返った。
「彼はあらゆる課題をこなしてとても成熟してきているし、われわれに喜ばしい驚きを与えてくれるとわかっていた。」、とコミッショナーはカマグエイでの大会終了時に語った。
フアン・ミゲルの次の目標は、7月19日から8月3日に開催される中米カリブ選手権バランキージャ大会だ。
Echevarría registra salto de 8,40 metros y establece la mejor marca de la temporada al aire libre
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/03/16/echevarria-registra-salto-de-840-metros-y-establece-la-mejor-marca-de-la-temporada-al-aire-libre/#.Wq61QNTFLIU
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