2018年02月01日
ベネズエラ外相、米国のキューバやベネズエラに対する敵意を批判
ベネズエラのホルヘ・アレアサ外相、キューバに到着
Radio Habana Cuba、2018年2月1日、Martha Ríos記者
ベネズエラのホルヘ・アレアサ外相は2月1日、ハバナ市内で、ベネズエラやキューバに対する米国現政権の封鎖政策を非難した。プレンサ・ラティーナ(PL)通信社が報じた。
キューバへの公式訪問のためホセ・マルティ国際空港に到着した外相は、「キューバとベネズエラは帝国主義による攻撃の真っ只中にいる」、と強調した。
外相は記者団に対して、「ニコラス・マドゥーロ大統領が海外歴訪を指示したのは、ラテンアメリカ・カリブ諸国民が共通で抱えている課題がたくさんあるからだ」、と語った。
「米国のドナルド・トランプ大統領による帝国主義は、ロシアの指導者ウラジミール・イリッヒ・レーニンの言葉を少し引用すると、最高段階に達している、と言える。キューバ政府との協働がわれわれの大きなコミットメントだ。」、とアレアサ外相は述べた。
「われわれはキューバのブルーノ・ロドリゲス外相と会談するために来た。共通の戦略を立て、現在の人類の大きな課題、とりわけ帝国主義の脅威に立ち向かうためだ。」、と外相は語った。
現在、米州会議の将来に関する重要な討議がなされており、それがALBAの役割でなければならないが、そこでは、現在新たな段階にある資本主義の傍若無人に対する団結に基づいた政治プランを構築する必要がある、と外相は述べた。
またアレアサ外相は、ホセ・マルティや、キューバ革命の歴史的指導者フィデル・カストロの祖国に滞在することは、われわれにとって大きな誉れであり、だからこそ今回の海外歴訪はキューバから始めなければならなかった、と話した。
このあとニカラグアとセントビンセント・グレナディーンへの訪問後、いったん休みをはさみ、また残りの歴訪を続けていく、と外相は発表した。
記者会見に応じるホルヘ・アレアサ外相
キューバ到着時の記者会見の動画
Canciller venezolano denuncia hostilidad de EE.UU. contra Cuba y su país
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/154089-canciller-venezolano-denuncia-hostilidad-de-eeuu-contra-cuba-y-su-pais
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