カルロス･マルティ監督
Radio Habana Cuba、2018年2月1日、Raúl Rodríguez記者
野球のカリビアン・シリーズのキューバ代表であるグランマ・チームの初戦の先発は右腕ラサロ・ブランコである。ハバナ市内でカルロス・マルティ監督が発表した。監督はそのほかの先発投手やレギュラー選手についても語った。
キューバ野球界現在最高の投手と評価されているブランコは、金曜日（2月2日）の午後1時（メキシコ時間）に予定されている第60回「小さなワールド・シリーズ」（カリビアン・シリーズ）の開幕戦で、ベネズエラ・リーグ王者のロス・カリベス・デ・アンソアーテギを相手に登板する。
マルティ監督はまた、3日（土）のメキシコ王者トマテーロス・デ・クリアカン戦での先発は左腕ヨアンニ・ジェラ、5日（月）のドミニカ共和国王者ラス・アギーラス・デル・シバオ戦での先発は右腕ブラディミール・バーニョスであることを確認した。
マルティ監督は今週水曜日（1月31日）の結団式のあとの記者会見で、チームのスターティング・メンバーについても語った。ユレクシス・ラ・ローサ（捕手）、ギジェルモ・アビーレス（一塁）、カルロス・ベニテス（二塁）、ヨルダン・マンドゥレイ（遊撃）、ラウル・ゴンサーレスまたはユリスベル・グラシアル（三塁）。
外野はアルフレド・デスパイネ（左翼）、ロエル･サントス（中堅）、右翼手はサプライズがあるかもしれないと述べた。
「可能性がいくつかある。攻撃力を求めるならグラシアルを起用する手もある」、と話し、WBC（昨年3月）やカンナム・リーグ（オールスターゲームにも出場）で実績のあるすぐれた打者グラシアルをラインナップの一人に起用する案を示した。
デスパイネが左翼でプレーすれば、指名打者は2015年サンフアン大会MVPのベテラン、フレデリク・セペダになる。
主要な中継ぎ投手としては、今季プレーオフでも勝利を重ねたアライン・サンチェスや、左腕レアンドロ・マルティネス、ルイス・アンヘル・ゴメスを起用する。
マルティ監督は、現在のチームは「われわれがキューバ代表である」という意識が浸透しており、ひじょうにモチベーションが高いと断言した。前回大会では4位に終わったものの、とてもすぐれた印象を残したその経験を生かしながら、「王座を争う」コンディションにある、との見解を示した。
「今回のチームは補強した選手たちとうまく混ざりあっている。すぐれたチーム状態を維持しながら、結果を出せるよう戦いに挑む。他のチームのことはすぐれたレベルにあるとはわかっているが、内部の細かなことについては把握していない。」、とカルロス･マルティ監督は述べた。
「今回のチームの強みのひとつは、大半の選手が昨年の前大会に出場していることだ。キューバ国内で対戦しているよりも厳しい投手陣のいる力強い野球に直面するのだということがすでに皆わかっている」、と監督は分析した。
代表チームのグランマは、火曜日と水曜日（1月30日と31日）の二日間、ハバナのラティーノアメリカーノ球場でトレーニングをおこなった。今週木曜日（2月1日）に大会開催地へ渡航する。
キューバ代表チームにとって今大会は、2014年の大会復帰以降、五大会連続の出場となる。ここまでの最高成績は、2015年サン･フアン大会におけるピナール・デル・リオによる優勝である。
結団式の様子（キューバTV）
Mánager Martí anuncia abridores y titulares para Serie del Caribe
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/154028-manager-marti-anuncia-abridores-y-titulares-para-serie-del-caribe
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