Radio Habana Cuba、2018年1月24日、Raúl Rodríguez記者
2月2日から8日にかけて開催されるカリビアン・シリーズに向けて、ハバナのラティーノアメリカーノ球場ではキューバ野球最高レベルの選手7人がトレーニングをしている。彼らはリーグ王者となるグランマかラス・トゥナスに補強として加わる。
キューバ野球連盟は今週月曜日(1月22日)、決勝戦に出場している2チーム以外から、今季すぐれた成績をあげた選手7人を召集した。
本紙が確認したところによれば、そのなかには、リベン・モイネロ投手(日本リーグ王者ソフトバンク・ホークスのメンバー)、ミゲル・ラエラ投手、ヨアンニ・ジェラ投手、フランク・カミロ・モレホン捕手が含まれている。
残りは野手で、ユリスベル・グラシアル内野手、フアン・カルロス・トリエンテ内野手、フレデリク・セペダ外野手である。セペダはキューバが55年ぶりに王座に就いたカリビアン・シリーズ2015サン・フアン大会のMVPである。
モイネロとラエラ、モレホンの3選手は、グランマとの前大会(クリアカン2017)に出場している。
彼らは、キューバ野球殿堂入り選手ルイス・ヒラルド・カサノバ、レイ・ビセンテ・アングラーダ、ペドロ・メディーナや、ホセ・エロセギ投手コーチ、ヘスス・サルガド投手コーチ、イダルベルト・アルバレス(フィジカル・トレーナー)らの下でトレーニングをおこなう。
このカリビアン・シリーズに出場するキューバ代表チームは、現在決勝を争っているグランマとラス・トゥナスの7番勝負で勝ったほうに決まる。現時点では2勝2敗のイーブンである。
昨季王者グランマのメンバーであり、日本でもソフトバンク・ホークスで王者となったホームラン・バッター、アレフレド・デスパイネは、自身のチームとであれ、ラス・トゥナスへの補強であれ、カリビアン・シリーズには出場する、と明言した。
2014年のマリガリータ島大会でキューバはビジャ・クララのチームとともに50年以上ぶりにカリビアン・シリーズに復帰した。翌年のプエルト・リコでのサン・フアン大会ではピナール・デル・リオとともに王座を制覇した。
カリビアン・シリーズ第一期(1949年〜1960年)最多の優勝回数を誇るキューバには、1960年以降野球のプロリーグが存在しないが、直近の3大会にはメジャーリーグ(MLB)の承認を得て招待国として参加している。50年以上前から米国が課している経済封鎖は、キューバがカリブ野球連盟の正式メンバーになることを阻害している。
カリビアン・シリーズには、メキシコ、プエルト・リコ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、キューバ(招待国)の各リーグ王者チームが出場する。
今大会でキューバは2月2日、ベネズエラ王者チームと開幕戦をおこなう。
Cuba comienza a calentar motores con vista a Serie del Caribe
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/153444-cuba-comienza-a-calentar-motores-con-vista-a-serie-del-caribe
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