2018年01月23日
キューバは米国人にとって安全な場所だ 米国の観光専門家が語る
観光客グループ、ハバナ市内を探索
Cubadebate、2018年1月23日
「キューバは現在、観光にとってもっとも安全な国のひとつである。だからもっと多くの米国人がキューバのことを知り、楽しむべきである」、と観光プランナーの専門家が推奨した。
キューバは1月18日、スペイン、マドリードでの第38回国際観光フェア(Fitur)において「観光にとってもっとも安全な国」に選ばれた。
「そのことは私にとっては何の驚きでもなかった。私はつねに、キューバは米大陸でカナダに次いでもっとも安全な場所であると考えてきた」、とウェブサイトSmerconish.comの記者クリストファー・P・ベイカーは語った。
キューバは依然、米国人が政府から法律により観光を禁止されている世界で唯一の国である。
しかしベイカーは、「2017年には米国から61万5千人の旅行者がキューバを訪問した。2017年という年は、キューバが外国人訪問客数の記録を達成した特別な一年であった」、と説明した。
またベイカーは、キューバは銃器による犯罪がなく、暴力犯罪率がほとんど存在しない場所であり、このことは、米国の国務省の外交安全保障局でさえ認めていることである、と言及した。
したがって、「キューバが安全ではないという考えは間違いである」、とこの専門家は強調した。
また、旅行専門記者でありキューバ専門の観光プランナーでもあるベイカーは、駐ハバナのおよそ20人以上の米国人外交官やその家族たちが音響攻撃を受けたとする疑いの申し立ては、ばかげたことだとみなした。
米国の国務省、連邦捜査局、上院外交委員会は、キューバ政府を訴える証拠が不足していることを認め、解明のための調査を続けている。
それにもかかわらずホワイトハウスは昨年10月、駐ハバナの大使館員の60%に撤退を命じた。
在ワシントンのキューバ大使館員の退去も含むこの措置は、両国の領事活動や査証発行に支障をきたした。
加えてドナルド・トランプ政権は、キューバは危険な国であるとの警告を発し、渡航しないように奨励した。
さらにトランプ共和党政権は昨年11月、バラク・オバマ政権中(2009年〜2017年)には保護されていた12のカテゴリーのもとでの米国人の渡航に制限をかける新規定を公布した。
「これらについて残っていた不安は、キューバが観光安全面ですぐれているとしたFiturによる授賞が落ち着かせてくれるだろう。今度はあなた自身が行動してください。2018年にはキューバを訪問して、温かく歓迎してくれるキューバ人たちと知り合って、その魅力を味わってください」、とベイカーは勧めた。
ベイカーが執筆したキューバに関する6冊の著書のなかには、「MOON キューバ」や、「ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー・キューバ」、「ミ・モト・フィデル~モーターサイクリング・スルー・カストロズ・キューバ」(私のバイク・フィデル~カストロの国キューバでのバイク・ツーリング)などがある。
Experto estadounidense en viajes afirma que Cuba es lugar seguro para sus compatriotas
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/01/23/experto-estadounidense-en-viajes-afirma-que-cuba-es-lugar-seguro-para-sus-compatriotas/#.Wmemmq91pdg
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