2017年12月19日
映画『エルネスト』 ハバナの映画館で特別上映 全国上映に先駆けて12月20日
フレディ・マエムラを演じるオダギリ・ジョー
映画『エルネスト』が全国上映に先駆けて今週水曜日(12月20日)、インファンタ複合映画館の上映室2で午後8時30分から特別上映される。
すでに日本とボリビアではチェの死から50周年を記念して上映され賞賛されているこの映画は、チェとともに戦い、チェと同じエルネストという名で知られた日系ボリビア人戦士のフレディ・マエムラの人生を描いている。
1960年代にハバナで医学を学んでいたときにチェと知り合ったマエムラは、そのあと、その出会いをきっかけにして、ボリビア民族解放軍(ELN)に加わる決断をする。
映画『エルネスト』はあまり知られていないエピソードから始まる。チェのヒロシマ訪問である。1959年の夏、原子爆弾によって破壊されて数年後のヒロシマを訪問し、献花する。
スペイン語でほぼ完全に撮影され、キューバが共同制作したこの映画は、フレディの死の場面で終わる。1967年8月、ボリビア国軍の襲撃によって、弱冠25歳で死ぬ。
「エル・メディコ」(医師)というニックネームも付けられていたマエムラを演じたのは日本の俳優オダギリ・ジョー。一方、キューバ人俳優のミゲル・バレロ・アコスタとアルマンド・ミゲル・ゴメスがそれぞれチェとホセ(フレディの同志だった革命家)を演じている。
阪本順治監督(『顔』」、『ぼくんち』、『闇の子供たち』)の『エルネスト』は、広島国際映画祭でヒロシマ平和映画賞2017を受賞した。
Realizarán presentación especial del filme cubano-japonés Ernesto
http://www.radiorebelde.cu/noticia/realizaran-presentacion-especial-filme-cubano-japones-ernesto-20171219/
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