2017年10月02日
ユリスベル・グラシアル 日本でプレーしたい
Radio Rebelde、2017年10月2日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato 記者
今年2017年はマタンサスのユリスベル・グラシアルの年として記憶されるかもしれない。第56期キューバ野球リーグのグランマとのプレーオフでの安定した成績、第四回WBCでの素晴らしいパフォーマンス、そしてカンナム・リーグでの自身最高のシーズン。このようにグラシアルの活躍をまとめられる。
生地マタンサスへの帰還から10日足らずですでにグラシアル(またはインディオ。チームメイトは彼をこう呼ぶ)は、チームのために打棒を振るい始めている。
マタンサス市からおよそ20kmに位置するリモナール市の生まれであるユリスベルは今季、ケベック・キャピタルズでのシーズン成績を、昨季からがらりと改善してみせた。キューバ人選手ラサロ・ブランコとヨルダン・マンドゥレイも擁するチームでグラシアルは今季、2016年の数字を上回った。
今季グラシアルは、372打数124安打、打率.333を打った。昨季は333打数106安打、打率.318だった。今季はまた13本塁打で65打点を打ち、昨季の9本塁打、58打点を上回った。
このようにグラシアルは、キューバ野球リーグでも、カナディアン・アメリカン独立リーグでも、はるかにすぐれたレベルにいると思われる。さらにすぐれた野球リーグでプレーする可能性についてグラシアルは、「選手はそれぞれ目標を持っている。私は他のリーグで自分を試してみたい。キューバ野球連盟の援助のもとでプレーが許可されるところなら、日本でも、他のカリビアン・リーグでもどこでもいい。そこでキューバ野球のレベルを見せつけたい。」、と語った。
この多彩な選手は、もともとは三塁手だが、現在マタンサスチームでは、以前も守ったことのある遊撃手としての守備を担っている。「ケベックではとてもうまくやり終えた。プレーオフでも、指導部の第一目標であった王者になれた。これからはマタンサスを手助けし、二次ラウンドに直接進出できる上位4チームに入れるようにする。」、とグラシアルは語った。彼は現在、バラデロからおよそ9kmのところにあるボカ・デ・カマリオカ人民評議会区に住んでいる。
グラシアルはカナダにいるときから、マタンサスチームの状況に注目しており、指導部の変更や、欠場者にもかからわず、二次ラウンド進出をつねに信じていた。「インターネットでわがチームの同僚たちのパフォーマンスをチェックして、つねにその結果を期待した。若い選手たちはわれわれが昨年学んだことをすべて応用している。もっとも重要なことは、つねにわれわれが叩き込まれてきた攻撃的な試合をすることだ。」。グラシアルは、現在、キューバでももっとも完璧な野球選手の一人として評価されている。
Yurisbel Gracial: “Me gustaría jugar otro béisbol”
http://www.radiorebelde.cu/noticia/yurisbel-gracial-me-gustaria-jugar-otro-beisbol-20171002/
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