はたして、ゴクウは――
じゃなくw
はたしてタイトルの「メイサク」という字の漢字は
名作か迷作か。 判断は各々にまかせます。
そしてネタバレがあるので気をつけてくださいw
いつぞや中古で買ったアドベンチャーゲーム。
PS、SSででてるみたいですが、自分はPS版をプレイ。
ではプロローグを ※説明書から抜粋
西暦2238年。
時空犯罪を専門に扱う時空探偵、DDこと鳴神雷蔵のもとに、
ある一人の少女が仕事の依頼に訪れた。
彼女、レニ・ラヴァルの依頼とは
失踪した父、クルト・ラヴァル博士の行方を捜すことであった。
博士の持ち物を検査した結果、
博士は何か巨大な物体を過去に転送したことがわかった。
DD、レニ、DDの相棒霧姫・アイスマンの3人は、
ラヴァル博士の手がかりをつかむため
300年前の過去へとタイムランドを駆る。
西暦1939年、第二次世界大戦前夜のドイツに到着したDDたちは、
ラヴァル博士らしき人物が、
完成したばかりの巨大飛行船「ローレライ号」の処女航海に
設計者として乗り込むことを知った。
新聞記者になりすまして乗船するDDたち。
しかし博士の後を追っているのはDDたちだけではなかった。
船内から姿を消すレニ、
いきなり進路を変更したローレライ号、謎は深まっていく・・・・・・
まぁこんな始まりです。
「けっこうしっかりしてるんじゃないの?」って思うかもしれませんw
自分もちょっとは期待してたんです。
一応ミステリー好き、アドヴェンチャー好きですから。
声優さんも森川智之さん、横山智佐さん、林原めぐみさん、平松晶子さん、
石塚運昇さん、大塚芳忠さん、丹下桜さん……etc
説明書に載っていた名前を列挙しただけです。
自分は林原さんぐらいしかわかりませんが、おそらく豪華なのでしょう!
では中身を。ネタバレあったらすいません。
DISKは二枚組で全部3Dポリゴンで作られています。
PS初期の3Dを思い浮かべてもらえたらそれでよかとです。
あのFF7とかウエルカムハウスとか。マニアックかw
はじめはプロローグ。上記で説明した冒頭がアニメーションで流れます。
アニメーションと言ってもほとんどキャラは動きません。
3Dなのにもったいない。動かせよw
そしてオープニングで
キャラの立ち位置というか性格がなんとなくみえてきます。
主人公鳴神雷蔵は見た目おっさん的でお気楽な性格です。
相棒霧姫・アイスマンは雷蔵のつっこみ役って感じ、
一応天才的頭脳を持つ女子高生らしいが・・・・・・性格おばさんかw
ヒロインのレニ・ラヴァル。真面目な感じの女性。ちょっと後ろ向き。
こんなもんでしょう、
ありきたりなキャラっぽいとか少し思いますが、期待は裏切らないでしょう。
オープニングは意外に長く、
飽き始めかけたときにやっとローレライ号へ。
やっとプロローグの終盤!!
もう操作ができるだろうとコントローラーを握りしめた瞬間!
【「時空探偵DD」のDISK2を入れてください】
ぎゃー!
おもわずコントローラーを投げました。まさかですよ。
タイトルでスタートボタンを押してから
一回も操作せずにDISK入れ替え要求ですよ。
オープニングをみただけでDISK入れかえてw
ええ、入れ替えますよ。話進まないから。
船内を歩いてアイテムをとったり、乗客と会話して話を進めます。
ロードとか微妙に長いし、
いまいち何をしたらいいのかわからなくて飽き気味。
でもやっとこさ物語中盤、いや終盤かな。
けっこう時間かかってますw
実は主人公は吸血鬼で、血を吸うと過去の情景が見れるという能力持ち。
設定はいいと思います♪
ミステリー性もゲーム性も出ます。
ですが・・・・・・
完っっっ全に強制的なイベントの能力。
しかも使うのたった2回。
説明書にもっともらしく「特殊能力」とか書いて説明してるから、
もっといろんなところで自由に使えるかと思ったら
もうすでに決まってるというこの事実w
そしてラスト。ここで一番の驚きが。
ちょっと昔なので記憶が曖昧ですが。
(ここからネタバレですのでプレイしたい人は
絶対読まないでください!)
↓反転
父親も見つかって敵が近くにおってとかいろいろあって。
一番最後の盛り上がりです。
ローレライ号の前に巨大な物体が!!
このままではローレライ号が危ない!!
一応ミサイル(レールガン)があるけど雷管(カートリッジ?)的なものがなくて撃つことができないっすよ!
ここで雷蔵の相方霧姫から連絡が!
(注:霧姫はローレライ号に乗らず、タイムスリップしたときの飛行船に乗ってます)
「こっちの飛行船(タイムランド)に雷管があるわ!!」
「おお!」
盛り上がる船内。だがどうやって受け取るかという問題が浮上。
空の上で飛行船をドッキングさせるのはちと無理やで。
あかん、雷管渡せんわ。
なんてしょげてる。
主人公鳴神雷蔵は考える。何か方法が・・・・・・
プレイする自分も、
「どんな方法で打開するのだろうか?」期待が高まる。
探偵らしく華麗に解決を。
アガサ博士でも連れてくるかw
だが雷蔵にはいい考えが浮かばない。
そのとき、ひとりの女性が立ち上がった!
そう、ヒロインのレニだ!
どんな案が出るのかわくわく(俺が)。
そしてとんでもない一言が。
レニ『わたし……瞬間移動できます』
俺「・・・・・・」
え。
なにこれ。
ど・う・い・う・こ・とw
まさかの解決策。
まさかのファンタジー。
なによりいきなりの展開に俺おいてけぼり。
雷蔵はさほど驚くこともなく、そのままレニは瞬間移動で霧姫の飛行船へ。
雷管(カートリッジ?)を持って戻ってくる。
そのミサイル(レールガン)で変な物体撃破・・・・・・・エンディング・・・・・・・ 読んだ人は驚いたでしょう。
プレイした自分はもっとびっくりですw
が、個人的に話のネタになったのでぜひやってもらいたいですね♪
ちなみにDDは「ドラキュラ・ディテクティブ」の略です。
いえここはあえてドュラキュラと言いましょう。
さぁ名作か迷作か・・・・・・ご注文はどっち!?